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  • キリストは臨在しておられる
  • 目ざめよ! 1993
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目ざめよ! 1993
目93 5/8 26–27ページ

聖書の見方

キリストは臨在しておられる

「マンデラがやって来る! マンデラがやって来る!」 こう歌ったのは,南アフリカのソウェトの子供たちです。1990年2月11日にネルソン・マンデラが刑務所から釈放され,この出来事には南アフリカにおける変化の始まりとして大きな期待が寄せられました。しかし,マンデラの影響力は釈放される何年も前から感じ取ることができました。獄中にあっても「アパルトヘイト撤廃を目ざす不屈の改革運動」を活発に行なってきました。ある国際的な時事解説誌が指摘したように,27年間の拘禁で「その影響力,いや闘志が薄れることはなかった」のです。同氏が刑務所から釈放されたことは,到来と臨在の違いをよく例証しています。

同様に,イエス・キリストが王位に就くことに関連して,1世紀の聖書筆者たちはイエスの到来と臨在とを区別しました。王権を持たれるキリスト・イエスの臨在は,「力と大いなる栄光を伴い,天の雲に乗って来(られる)」ずっと前から感じ取り,認めることができるはずでした。(マタイ 24:30)キリストの目に見えない臨在(ギリシャ語,パルーシア)は,反逆的で邪悪な世代に裁きを執行するための到来(ギリシャ語,エルコマイ)よりも前に起きることになっていました。

パルーシア ― どういう意味か

ギリシャ語のパルーシアという語は,字義通りには「傍らにいること」を意味し,「高位の人物の訪問,特に王や皇帝の属州への訪問を表わす公用語となり」ました。新約聖書神学辞典は,「[パルーシア]は特に能動的臨在を指す」と述べています。また,キリスト・イエスの臨在に関して,「パルーシア」という本はこう述べています。「聖書は『第二のパルーシア』について一切述べていない。それがどのような性質のものであったにせよ,それは特異なものであり,それ以前に起きたことも,その後再び起きることもないものであった。それは,人間に対するご自分の他のいかなる顕現とも異なり,それより優れた臨在であるはずであった」。

イエスがオリーブ山で使徒たちの質問の答えとして語られた預言的な言葉について,A・T・ロバートソン教授は「新約聖書中の精彩描写」で所見を述べ,イエスは「あの時代,つまり西暦70年に生じた神殿とエルサレムの破壊を,彼の再臨の象徴,また世の終わり,……つまりその時代の終末の象徴としても用いている」と書きました。どんな質問だったのでしょうか。イエスは何とお答えになりましたか。

キリストの臨在のしるし

マタイ 24章3節に記録されているとおり,使徒たちは「わたしたちにお話しください。そのようなことはいつあるのでしょうか。そして,あなたの臨在と事物の体制の終結のしるしには何がありますか」と尋ねました。イエスはその答えとして,王権を持たれるご自分の目に見えない臨在の,目に見える証拠となるしるしを弟子たちにお与えになりました。総合すると,しるしには空前の戦争,広範におよぶ食糧不足,破壊的な地震,疫病,犯罪や恐れが増すこと,などが含まれていました。キリストの臨在は,世界中で混乱と不安が見られる時となります。人間の政府や世界の指導者たちは,崩壊してゆく体制に首尾よく対処することができないはずです。―マタイ 24:7,12。ルカ 21:11。

政治学の教授ジョン・マイセルは,イエスの預言的な言葉が現実になっていることを確証して,「主要な時代が終わりを迎え,依然として輪郭がおぼろげにしか現われていない時代が跡を継ぐことになる」と述べました。マイセル教授は共産主義の終わり,社会主義の失敗,資本主義の欠点などに関する所見を述べた後,「人間が抱えている数々のジレンマは社会科学の手に余るものとなっており,他の手段による解決を待つ以外にない」と語りました。それはどういう意味でしょうか。「今の世界におけるイデオロギーの土台は崩壊しつつあるため,代わりの土台が必要」なのです。

キリストの能動的な臨在

悪化の一途をたどる世界情勢は絶望的に見えますが,王権を持たれるイエスの臨在は75年以上前に始まり,明白かつ顕著な仕方で感じ取ることができます。a 二度の世界大戦で荒廃が生じましたが,即位した王キリスト・イエスは新しい国民,つまり「すべての国民と部族と民と国語の中から来た」エホバのみ名のための民を積極的に形作ってこられました。キリストの能動的な臨在によって世界的な伝道と教育のプログラムにはずみがつき,幾百万もの正しく整えられた人々は心を動かされてきました。人々はキリスト・イエスの手中にある,エホバの王国の側に立場を定めるよう動かされてきたのです。―啓示 7:9,10。

キリストの臨在に関する多面的なしるしが成就している証拠が日増しに増えていることを考えると,警戒を怠らないクリスチャンは,一つの時代の終わりが迫っていることがはっきり分かるはずです。今は即位した王キリスト・イエスに「普通以上の注意を払(う)」時です。(ヘブライ 2:1)この方は次のように諭しておられます。「それで,起きることが定まっているこれらのすべての事を逃れ,かつ人の子の前に立つことができるよう,常に祈願をしつつ,いつも目ざめていなさい」― ルカ 21:36。

[脚注]

a イエス・キリストの王としての支配は1914年に始まりました。この点に関するさらに詳しい説明をお望みの方は,ものみの塔聖書冊子協会が1982年に発行した「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」という本の16章から18章をご覧ください。

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