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エホバの望まれることを行う組織
行 第16章 162–168ページ

第16章

兄弟たちと一つに結ばれる

エホバ神は,約1500年にわたってイスラエル国民をご自分の名を負う民としました。その後,「異国の人々に注意を向けて,その中からご自分の名のための民を取り出し」ました。(使徒 15:14)エホバの名のための民は,地上のどこに住んでいても考えと行動の面で一致した,神の証人となります。イエスが弟子たちに与えた次の任務が果たされることにより,神の名のための民は一つに結ばれます。「行って,全ての国の人々を弟子としなさい。父と子と聖なる力の名によってバプテスマを施し,私が命令した事柄全てを守るように教えなさい」。(マタ 28:19,20)

あなたは,世界中にいて一つに結ばれたクリスチャンたちの1人になった。皆が兄弟関係にあるので,国や民族や経済状態が違っていても分裂することはない。

2 あなたは,エホバに献身してバプテスマを受けることにより,イエス・キリストの弟子になりました。世界中にいて一つに結ばれたクリスチャンたちの1人になったのです。皆が兄弟関係にあるので,国や民族や経済状態が違っていても分裂することはありません。(詩 133:1)あなたは会衆の仲間を愛し,敬っているに違いありません。中には,人種や国籍や受けた教育が異なるため,以前であれば付き合わなかったような人もいるかもしれません。あなたはその人たちと兄弟愛の絆で結ばれています。その絆は,社会や宗教や家族の結び付きなど,他のどんな関係よりもはるかに強いものです。(マル 10:29,30。コロ 3:14。ペテ一 1:22)

考えを調整する

3 もし,人種の違いや政治的な見方や社会的な立場などに基づく根深い偏見をなかなか捨てられないなら,初期のユダヤ人のクリスチャンのことを考えてみるとよいでしょう。その人たちは,ユダヤ人として異国の人々に対して抱いていた宗教上の偏見を捨てなければなりませんでした。エホバはペテロに,ローマの百人隊長コルネリオの家に行くようにとの指示を与えた際,ペテロがその割り当てを受け入れられるように優しく助けました。(使徒 10章)

4 ペテロは幻の中で,ユダヤ人にとって儀式上汚れている動物を殺して食べるようにと命じられました。ペテロが異議を唱えると,天から声がして,「神が清めたものを,汚れていると言ってはなりません」と告げられました。(使徒 10:15)神からのその助けにより,ペテロは考えを調整し,異国の人を訪ねるという務めを果たすことができました。エホバの指示に従って出掛けていき,集まっていた人たちにこう語りました。「よくご存じの通り,ユダヤ人にとって,別の人種の人と交友を持ったりそのもとを訪れたりするのは許されないことです。しかし神は,誰のことも汚れているとか清くないとか言ってはならないことを私に示しました。それで呼ばれた時,迷わずに来たのです」。(使徒 10:28,29)その後ペテロは,エホバがコルネリオとその家の人たちを受け入れていることの証拠を目にしました。

5 タルソスのサウロも,高い教育を受けたパリサイ派の人だったので,謙遜になる必要があり,以前であれば付き合わなかった人たちと交友を持たなければなりませんでした。そのような人たちから指示を受けることさえありました。(使徒 4:13。ガラ 1:13-20。フィリ 3:4-11)セルギオ・パウロ,デオヌシオ,ダマリス,フィレモン,オネシモといった人たちも,良い知らせを受け入れてイエス・キリストの弟子となる上で,考えを調整したことでしょう。(使徒 13:6-12; 17:22,33,34。フィレ 8-20)

国際的な一致を保つ

6 あなたがエホバとその組織に心を引かれた理由の1つは,会衆の兄弟姉妹の愛を感じたからでしょう。愛はイエス・キリストの真の弟子の特徴です。イエスはこう言いました。「私はあなたたちに新しいおきてを与えます。それは,互いに愛し合うことです。私があなたたちを愛した通りに,あなたたちも互いを愛しなさい。あなたたちの間に愛があれば,全ての人は,あなたたちが私の弟子であることを知ります」。(ヨハ 13:34,35)そしてあなたは,会衆内に見られる愛が世界中の兄弟たちの間にも見られることを知って,エホバとその組織の素晴らしさにいっそう感動したに違いありません。終わりの時代に人々が集められ,一致して平和にエホバを崇拝する,という聖書の預言が,今まさに実現しているのです。(ミカ 4:1-5)

7 今は分裂の原因となるものが多いので,「全ての国や民族や種族や言語の人々の中から来た」人たちを一致させることなど,普通は不可能に思えるかもしれません。(啓 7:9)例えば,ハイテク社会で暮らしている人たちと,昔ながらの部族的慣習を守っている人たちとの間には,大きな違いがあります。人種や国籍が同じ人々の間にも宗教上の争いが見られます。愛国主義の風潮が高まっており,世界はかつてないほど政治的に分裂しています。ほかにも経済的な格差など,分裂につながる原因は無数にあります。ですから,あらゆる国,言語,グループ,階層の人々を,断ち切ることのできない愛と平和の絆で一つに結ぶことは,全能の神にしか行えない奇跡です。(ゼカ 4:6)

8 その一致は現実に生じており,あなたも献身してバプテスマを受けたエホバの証人になった時,世界的な家族の一員になりました。その恩恵を受けているあなたには,一致を保つことに貢献する責任があります。そのために,ガラテア 6章10節で使徒パウロが述べている通り,「機会がある限り,全ての人に,特に同じ信仰を持つ兄弟姉妹に,善いことを行いましょう」。また,次の助言にも従ってください。「対抗心を抱いたり,自己中心的になったりしてはなりません。謙遜になり,自分より他の人の方が上だと考えてください。自分のことばかり考えずに,他の人のことにも気を配りましょう」。(フィリ 2:3,4)兄弟姉妹を人間的な観点ではなくエホバと同じ観点から見るように自分を訓練すれば,平和で幸福な関係を保っていけるでしょう。(エフェ 4:23,24)

互いを気遣う

9 使徒パウロが例えで説明している通り,会衆は分裂したりせず,皆が気遣い合います。(コリ一 12:14-26)世界中の兄弟たちの中には遠く離れている人たちもいますが,その人たちの福祉に対する気遣いが薄れることはありません。もし誰かが迫害されれば,私たち皆が心を痛めます。誰かが困窮したり,災害に遭ったり,戦争や内乱で危害を被ったりしたなら,皆で何とかして心身のサポートをしようとします。(コリ二 1:8-11)

10 毎日,兄弟姉妹のために祈りましょう。悪いことをする誘惑に直面している人もいれば,広く知られている苦難に遭っている人もいます。あまり人に知られずに,職場や分裂した家庭で反対に耐えている人もいるでしょう。(マタ 10:35,36。テサ一 2:14)私たちは,それら世界中の兄弟たちのことを気に掛けています。(ペテ一 5:9)組織の中には,忙しくエホバに仕えて伝道活動に率先し,会衆を教え導いている人たちや,世界的な活動を監督している人たちもいます。誰もが仲間の祈りを必要としています。私たちは,仲間を助けるために祈ることしかできないとしても,心を込めた祈りによって愛や純粋な関心を示します。(エフェ 1:16。テサ一 1:2,3; 5:25)

11 この終わりの時代には世界中で大変なことがたくさん起きるので,エホバの民は助け合う用意ができていなければなりません。地震や洪水などの災害が生じて大々的な救援活動が必要になり,大量の物資を届けなければならない場合もあります。この点で1世紀のクリスチャンは良い模範を残しています。アンティオキアの弟子たちは,イエスの助言を思い出し,喜んでユダヤの兄弟たちに物資を送りました。(使徒 11:27-30; 20:35)後に使徒パウロは,整然と行われていた救援活動を支えるようコリントのクリスチャンたちを励ましました。(コリ二 9:1-15)現代でも,兄弟たちが何らかの被害に遭って助けを必要とする時,組織と個々のクリスチャンは迅速に対応して必要な物を供給します。

エホバの望まれることを行うために取り分けられている

12 現在,世界中の兄弟たちが一つに結ばれ,エホバの望まれることを行うために組織されています。この時代にエホバが望んでいるのは,王国の良い知らせを全ての国の人々が聞けるように世界中で伝えることです。(マタ 24:14)この活動を行うだけでなく,私たちがエホバの高い道徳基準を守ることも,エホバは望んでいます。(ペテ一 1:14-16)私たちは進んで従い合い,良い知らせを広めるために働きたいと思います。(エフェ 5:21)今はまさに,自分のしたいことばかりするのではなく,生活の中で神の王国を第一にすべき時です。(マタ 6:33)そのことを心に留め,良い知らせのために力を合わせて働くなら,いま喜びと満足を味わえるだけでなく,永遠に続く祝福を得ることができます。

13 エホバの証人である私たちは,特異な存在です。神に熱心に仕える清い民として,世の中から取り分けられています。(テト 2:14)エホバを崇拝しているので,他の人々とは異なっているのです。世界中の兄弟たちと肩を並べて働くだけでなく,真理という1つの言語を話し,その真理に従って行動します。そのことは,エホバが預言者ゼパニヤを通して語った次の言葉の中で予告されていました。「私は国々の言語を清い言語に変える。皆がエホバの名を呼び,肩を並べて神に仕えるためである」。(ゼパ 3:9)

14 エホバはさらにゼパニヤを聖なる力によって導き,いま現実に存在している世界的な家族を次のように描写させました。「イスラエルの残っている人たちは不正を行わない。うそを語らず,口には欺きに満ちた舌はない。食べて横たわり,誰にも脅かされることがない」。(ゼパ 3:13)私たちは,エホバの真理の言葉を理解し,考え方を新しくして自分の生き方をエホバの基準に合わせたので,一致して働くことができています。人間の観点から見ると不可能に思えるような事柄を成し遂げています。神の民である私たちはまさしく際立っており,世界中で神に栄光をもたらしているのです。(ミカ 2:12)

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