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宣べ伝える業の結果 ― 畑は「収穫を待って白く色づいて」いる神の王国は支配している!
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5. 世界的な収穫の業を指導するのはだれですか。それが緊急な業であることは,ヨハネへの幻の中でどのように明らかにされていますか。
5 エホバはイエスに,人々の世界的な収穫の業を指導する務めを割り当てられました。その点が使徒ヨハネに与えられた幻の中で明らかにされています。(啓示 14:14-16を読む。)この幻に出てくるイエスは,冠を着け,鎌を持っています。イエスの頭に「黄金の冠」があることは,支配する王としての立場をはっきり示すものです。「手に……鋭い鎌が」あることは,収穫を行なう方としての役割をはっきり示しています。
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宣べ伝える業の結果 ― 畑は「収穫を待って白く色づいて」いる神の王国は支配している!
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6. (イ)「収穫の季節」が始まったのはいつですか。(ロ)「地の収穫物」の刈り入れが実際に始まったのはいつですか。説明してください。
6 啓示 14章のヨハネの幻によれば,収穫を行なうイエスは冠を着けており(14節),すでに王として任命されています。王として任命されたのは1914年のことです。(ダニ 7:13,14)その少し後,イエスは収穫を始めるよう命じられます。(15節)こうした出来事の順序は,小麦の収穫に関するイエスのたとえ話にも示されています。その中でイエスは,「収穫は事物の体制の終結」であると述べています。ですから,収穫の季節と事物の体制の終結は同じ時に,つまり1914年に始まりました。(マタ 13:30,39)いま振り返って理解できる点として,実際の収穫が始まったのは,イエスが王として支配を始めてから何年か後のことです。まず1914年から1919年の初めごろまで,イエスは油そそがれた追随者たちの間で清めの業を行ないました。(マラ 3:1-3。ペテ一 4:17)次いで1919年に,「地の収穫物」の刈り入れが始まりました。すぐにイエスは,任命されて間もない忠実な奴隷を用いて,宣べ伝える業の緊急性を理解できるように当時の兄弟たちを助けました。
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