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「彼は死んだとはいえなお語っている」ものみの塔 2013 | 1月1日
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男の子二人が成長するにつれ,アダムは,家族の必要とするものを備えるためにしなければならない仕事ができるよう,息子たちを訓練したことでしょう。カインは農業に,アベルは羊を飼う仕事に携わりました。
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「彼は死んだとはいえなお語っている」ものみの塔 2013 | 1月1日
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アベルは時間を割いて霊的な事柄を思い巡らしたに違いありません。アベルが群れを牧しているところを想像してみてください。羊飼いとして生活するには相当の距離を歩かなければなりません。みずみずしい青草や,最良の水飲み場や,最も安全な休み場を絶えず求め,それらおとなしい動物を導いて,丘を越え,谷合いを通り,川を渡りました。神の創造された動物の中でも,羊は特に無力に思えました。人間に導かれ守られる必要のあるものとして造られたかのような動物でした。アベルは,自分も,人間よりはるかに賢く,はるかに力のある方の指導や保護や世話を必要としている,ということを理解したでしょうか。きっと,そうした様々な考えを祈りの中で言い表わし,その結果ますます信仰が育まれていったことでしょう。
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