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妊娠中絶 ― 分裂した世界目ざめよ! 1987 | 4月8日
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教会内の権威者たちの態度がこのようにあいまいであるため,多くの著名なカトリック教徒は,あからさまに中絶に賛成の発言をしています。米国では司祭たちもそのような人たちの中に含まれています。修道女たちも幾人か含まれており,中には議論の的になっている中絶新聞広告を認めたため,その修道会から除籍すると脅された人たちもいました。
さらに,カトリックの平信徒たちは今や,中絶賛成の活発な圧力団体を形成しています。NOW(全米女性機構)の会長,エリナ・C・スミール女史は,米国ワシントンのコロンビア特別区で開かれた中絶擁護集会の際,「自分はカトリックの平信徒思想の主流をくんでいる」と断言しました。ニューヨーク・タイムズ紙によると,その同じ時に同女史は,中絶する権利を支持するならローマ・カトリック教会から破門されるかもしれない,という忠告を無視しました。
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妊娠中絶 ― 分裂した世界目ざめよ! 1987 | 4月8日
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[5ページの図版]
多くの人の述べるところによると,「女性には自分で道徳上の選択をする権利がある,と信じなければならない」
[クレジット]
H. Armstrong Roberts
[7ページの図版]
あからさまに中絶反対を唱える女性は少なくない
[クレジット]
H. Armstrong Roberts
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