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ハガル聖書に対する洞察,第2巻
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それから幾年もたって,アブラハムはイサクがおよそ5歳になった時「イサクの乳離れする日に大きな宴」を催しましたが,その時サラは,ハガルの子で当時19歳ぐらいになっていたイシュマエルが「からかっている」のに気づきました。それは決して無邪気な子供の遊びではありませんでした。その記述の次の節からうかがえるように,相続権に関してイサクをばかにすることが関係していたのかもしれません。エホバのみ使いはイシュマエルが闘争的な性質を示すことを予告していましたが,イシュマエルはその時そのような性質を表わし始めていたのです。(創 16:12)
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ハガル聖書に対する洞察,第2巻
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とはいえ,イサクがイシュマエルに迫害されたのと同様,み子によって自由にされた,「上なるエルサレム」の子供たちも,奴隷状態にあったエルサレムの子供たちの手による迫害を経験しました。
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