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地上の生命はどのようにして始まったか目ざめよ! 1987 | 1月22日
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しかし科学者たちは,初期の地球においてアミノ酸は大洋に入ることによって稲妻や紫外線から逃れたであろう,と唱えています。こうして進化論者たちは,そのスープをなんとか保存しておこうとしています。
しかし,それは無駄なことです。幾つかの理由があります。アミノ酸は水の中では安定しておらず,古代の大洋中には微々たる量しか存在しなかったでしょう。
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地上の生命はどのようにして始まったか目ざめよ! 1987 | 1月22日
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「アミノ酸2個が結合すると必ず水の分子1個が遊離する。ヌクレオチドの構成要素が集まって1個のヌクレオチドが組み立てられる際には,水の分子2個が自由にされなければならず,ヌクレオチドが結合して核酸が形成される際にもさらに水が遊離する。残念ながら,水が満ちている環境の中に水を造り出すのは,化学的には,サハラ砂漠に砂を持って来るようなものである。これは逆行で,エネルギーの消費が必要になる。そのような過程がたやすく独りでに進行することはない。事実,自然に起きるのはその逆に向かう反応である。水は大きな生物的分子を容易に破壊する。水はヌクレオチドを互いに引き離し,糖とリン酸塩の結び付きを解き,糖から塩基を分離させるのである」。11
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