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神の政府だけを忠節に支持する神の王国は支配している!
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14 アルメニア。2001年,バハン・バヤティアンは兵役義務の対象者になりました。d 軍隊に入ることを良心的に拒否したバヤティアンは,国内におけるすべての裁判で敗訴します。2002年9月,2年半の刑に服役し始めますが,10か月半で釈放されました。そのころバヤティアンはヨーロッパ人権裁判所に申し立てを行ないました。その件を審理した同裁判所は,2009年10月27日,バヤティアン側敗訴の判決を下しました。この判決により,同じ問題に直面するアルメニアの兄弟たちも望みを絶たれたかに思えました。しかし,ヨーロッパ人権裁判所の大法廷がこの件を再び審理します。2011年7月7日,同裁判所はバヤティアン側勝訴の判決を下しました。ヨーロッパ人権裁判所において,宗教的信条による良心的兵役拒否が,思想,良心および宗教の自由に基づき保護されるべきであると認められたのは,これが初めてでした。この判決は,エホバの証人の権利だけでなく,欧州評議会の加盟国に住む何億もの人々の権利を保護するものでもあります。e
アルメニアの兄弟たちは,ヨーロッパ人権裁判所による勝訴判決の後に刑務所から釈放された
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神の政府だけを忠節に支持する神の王国は支配している!
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e アルメニア政府は過去20年間に,450人を超えるエホバの証人の若者を投獄しました。2013年11月,投獄されていた最後のエホバの証人たちが釈放されました。
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