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    1989 エホバの証人の年鑑
    • 小冊子を読んだ後,その夫婦はそれを友人のジーモン・リートラーという名の農夫に手渡し,「この小冊子は衝撃的な文体で記されている」と述べました。それでジーモンは,やや偏見に満ちた考えを抱きながらも,その小冊子に何気なくざっと目を通しました。内心では,『どうせ,くだらないものに決まっている』と考えていたのです。

      それなのに,ジーモンはその小冊子を2度,また3度と読み直しました。最終的にジーモンはその小冊子の中の宝石のような真理の価値を認識したでしょうか。確かに,認識しました。自分が最初に抱いていた偏見のことを恥ずかしく感じたほどです。

      この音信についてもっと徹底的に調べたいと思ったジーモンは,その小冊子の裏側に記されていた住所にしたがってウィーンあてに手紙を書きました。ずっと以前からジーモンは聖書を持ちたいと願っていたのです。このようなわけで,ジーモンは,スイスから戻って今や聖書文書頒布者<コルポーター>として奉仕していた桶製造人のレオポルト・ケーニヒと連絡を取るようになりました。ケーニヒ兄弟はポケットサイズのルター訳聖書をその農夫(ジーモン)に送ったとき,それが非常に大きな歓びをもたらすことになろうとは想像だにしなかったことでしょう。ついにジーモン・リートラーは自分自身の聖書を手にしたのです! それに伴ってジーモンは,「シオンのものみの塔」誌と「考えるクリスチャンのための糧」という本を読みました。ジーモンの家族や親族,それに近所の人たちはジーモンをさんざん笑い物にしました。しかし,ジーモン・リートラーは真理を見いだしたのであって,それが何よりも大切な事柄でした。「私の心は満たされ,唇から溢れんばかりでした」と,ジーモンが後日述べたとおりです。

  • オーストリア
    1989 エホバの証人の年鑑
    • ジーモン・リートラー(左)とフランツ・ガンシュテルは,1921年に初めて真理を聞いた

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