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    1989 エホバの証人の年鑑
    • しかし僧職者たちは,エホバのこの僕のことで気が立っていました。兄弟が大きな村で宣べ伝える業を始めるたびに僧職者たちは,警察隊をはじめとする村人の全員にそのことを知らせるように手配しました。エングライトナー兄弟は立て続けに逮捕され,その度にすぐさま投獄を言い渡されました。最初は一度に48時間ほどしか投獄されませんでしたが,徐々に刑は長くなってゆきました。とうとう兄弟は,別の場所に移って活動することを余儀なくされました。

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    1989 エホバの証人の年鑑
    • なぜ彼らはそこにいたか

      リートリングスドルフの村で起きた出来事は,当時の緊迫した状況を如実に物語っています。その村では葬式が予定されていて,ウィーンのロノフスキー兄弟が話を行なうことになっていました。当時,葬式は大勢の人々に証言を行なえる唯一の機会でした。ところが,ロノフスキー兄弟は墓地に着くと,ただならぬ様子を目にして驚きました。そこには,警察隊と市民軍の男たち50人ばかりが待ち構えていたのです。男たちは金属製ヘルメットをかぶり,ライフル銃を脇に抱えて,今にも襲って来る雰囲気でした。その場には,地元の司祭を含め全部で100人ほどの人がいました。ロノフスキー兄弟はできる限り最善を尽くして,エホバ神とそのみ子,それに復活の希望について証言を行ないました。それにしても,それら武装した男たちはなぜそこにいたのでしょうか。

      その後しばらくしてロノフスキー兄弟は,神経のすり減るような出会いをしたそのわけがはっきりと分かりました。その村の兄弟たちからあとで聞いた話によると,地元の司祭は,エホバの証人が政府の転覆を謀る共産主義者だといううわさを広めていたため,兄弟が聖書から行なった説明を聞いて警察隊と市民軍の男たちは驚いていたということです。

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