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物言わぬ石は語る目ざめよ! 1987 | 2月8日
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そこには,アステカ人が崇拝していた,戦争の神ウィツィロポチトリや雨の神トラロクなどの主要な偶像が納められていました。
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物言わぬ石は語る目ざめよ! 1987 | 2月8日
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これらのほかに,戦争の神である太陽神ウィツィロポチトリを祭る主神殿のピラミッドがある。このピラミッドは高さ30㍍,頂上までは階段が116段あり,島を見下ろしていた』」。
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物言わぬ石は語る目ざめよ! 1987 | 2月8日
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例えば,発掘現場の中央に,ウィツィロポチトリやトラロクの崇拝場所が見えます。
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物言わぬ石は語る目ざめよ! 1987 | 2月8日
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しかし,ウィツィロポチトリの礼拝所の前にあるいけにえ用の石を見ると,悪寒を覚えないわけにはいきません。この石の表面の平らな部分にいけにえはあおむけに寝かされ,心臓をえぐり取られたのです。そしてその心臓は神々にささげられました。
もう一つの石,女神コヨルクサウキの像は,アステカ人の崇拝の別の面を明らかにしています。コヨルクサウキはウィツィロポチトリの姉妹で,ウィツィロポチトリに殺されてばらばらにされたと言われています。
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物言わぬ石は語る目ざめよ! 1987 | 2月8日
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また興味深いことに,ウィツィロポチトリはコアトリクエから生まれたと言われています。この母なる女神は後に,「すべての神の母」と呼ばれました。
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