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全世界の報告2006 エホバの証人の年鑑
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ブラジル: 2年前まで,目の不自由なレニルドという男性は,自分の町や近くの都市の市場でよく物ごいをしていました。障害年金の足しにするためとはいえ,物ごいはかなりの収入源になりました。それでレニルドは,車や家や立派な家具を持ち,その貧しい地域では庶民がふつう手にしないほどたくさんの食べ物を買うことができました。しかし,エホバの証人と聖書を勉強して徐々に霊的な人生観を持つようになり,勇気のいる決断を下すよう動かされました。少ない収入でやっていくため家族として何ができるかを妻と3人の子どもと話し合った後に,物ごいをやめたのです。レニルドとその家族はやがて霊的な進歩を遂げ,地域大会でバプテスマを受けました。現在,レニルドは物ごいとしてではなく,良いたよりの熱心な伝道者として知られており,野外奉仕に月平均40時間をささげています。
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全世界の報告2006 エホバの証人の年鑑
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[55ページの図版]
レニルドとその家族,ブラジル
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