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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1994
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1994
塔94 8/15 32ページ

特別な意味を持つ銘刻

「イェホーワ・シト・ティービー・クストース」

このような言葉が,スイス東部のセレリナにある17世紀に建てられた家の正面の外壁に刻まれています。これは「エホバがあなたの保護者となりますように」という意味です。この山岳地域で,神のお名前が,何世紀も前に建てられた家や,教会,牧師館などにエッチングされたり描かれたりしているのを見るのは珍しいことではありません。どうしてエホバというお名前がこんなによく知られるようになったのでしょうか。

古代ラエティア(現在のドイツ南東部,オーストリア,スイス東部の一部を含む)は,西暦前15年にローマの属州となり,その住民はロマンシュ語を話すようになりました。ロマンシュ語とは,ラテン語を基とした言語で,幾つかの方言へと発達してゆき,今もスイスのアルプス渓谷の一部の地方やイタリア北部で話されています。

やがて,聖書の一部がロマンシュ語に翻訳されるようになりました。「ビーブリア・ピッシュナ」という版には,詩編とクリスチャン・ギリシャ語聖書が含まれていました。この聖書は1666年に発行されましたが,詩編の至る所にイェホーワというお名前が何回も出てきます。家庭で愛読されていた書物は聖書だったので,創造者のお名前は「ビーブリア・ピッシュナ」の読者にはなじみ深いものとなりました。

しかし,続く世代は聖書に対する関心を失い,「イェホーワ」という言葉の意味をわざわざ調べようとする人はあまりなく,僧職者も全くその意味を説明しようとしませんでした。それで,これらの銘は,過ぎ去りし時代を特徴づける単なる装飾となってしまいました。

ここ数十年の間,注目に値する再教育が行なわれています。エホバの証人たちがこの美しい渓谷で休暇を過ごすためにふもとのほうからやって来て,この土地の人々に,エホバというお名前を持たれる神について教えています。地球と人間に対する創造者のすばらしい目的を伝えることにもっと多くの時間を充てられるようにと,この地域に移り住んだ証人たちもいます。それで,人々がまことの神エホバについて学ぶにつれ,これら古いロマンシュ語の銘は彼らにとって新たな意味を帯びるようになっています。

[32ページの図版]

イェホーワ・ポールティヨー・メア: エホバはわたしの受け分。―詩編 119:57をご覧ください

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