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過ぐる1年の際立った事柄2001 エホバの証人の年鑑
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日本: 数週間後の11月13日,日本の海老名でも拡張された支部施設が献堂されました。増築されたのは,地上12階の宿舎棟2棟と地上4階のサービス棟から成る建物です。70人を超す熟練したインターナショナル・サーバントやインターナショナル・ボランティアと約2,000人の日本の長期また短期奉仕者とが一緒に働いた結果,3年半でプロジェクトが完成しました。
献堂式は,第二次世界大戦後にものみの塔の宣教者たちが日本へ初めて到着してから50年たって,行なわれたことになります。それらの宣教者のうち今も日本で奉仕している人たちに加えて,日本の旅行する監督全員や長年エホバに仕えている人々,37の国から来た344人の代表者たちがこの式に出席しました。
第二次世界大戦後,最初の宣教者たちが東京に到着して宣べ伝える活動を再開した時,日本においてエホバの忠実な崇拝者はほんの一握りしか見いだされないと思われていました。ところが昨奉仕年度の報告では22万1,000人以上の活発な王国宣明者が,全国津々浦々で良いたよりを広めています。加えて,日本で印刷される27の言語の文書が他の国々へ発送されており,統治体の指導の下で日本支部はアジアの幾つかの国の野外の活動を直接援助しています。
献堂式の翌日に行なわれた特別集会では,統治体の成員のセオドア・ジャラズが横浜国際総合競技場に集まった6万1,323人の聴衆に向かって話をしました。全国各地の合わせて41の会場と結ばれ,出席者の合計は26万9,376人に上りました。外国の代表者からの報告や,「エホバに教えられる ― 今日,またとこしえに有益」という主題のジャラズ兄弟の話を含むプログラムを通して,出席者すべては引き続き霊的に進歩してゆくよう強く励まされました。
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