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マラウイ1999 エホバの証人の年鑑
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支部の業務が再開される
1995年9月1日,マラウイの事務所は再び支部になり,統治体の指導の下に機能し始めました。今回,事務所はリロングウェにありました。会衆は542になっており,伝道者は3万人を超えていたので,なすべきことはたくさんありました。
今や物事は本当に動き出しました。10人のベテル奉仕者は最初,大量の仕事をこなすのに大変苦労しました。以来,ベテル奉仕者が増員されたり,援助を買って出る兄弟たちが加えられたりして助けが与えられてきました。チチェワ語とトゥンブカ語の翻訳チームも,ザンビアからその言語の“故郷”に移されました。
支部は,忠節の試みとなる新たな状況に対処するよう兄弟たちを助けることに忙しく携わってきました。例えば,国旗敬礼や不道徳,薬物の乱用,悪い交わりに対処するよう助ける必要がありました。輸血に関連した問題に直面している人たちを助けるために,ホスピタル・インフォメーション・サービス・デスクが設立されました。
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マラウイ1999 エホバの証人の年鑑
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もっと最近になって,1997年3月20日には胸の躍る別の出来事がありました。昼食時のラジオニュースで政府がかつての支部の土地家屋を協会に返還するということを聞き,マラウイ中のエホバの証人は大喜びしました。そこは前政権によって1967年に没収され,マラウイ会議党の南部地区の本部として使われていました。それが,およそ30年ぶりに正当な所有者の下に返ったのです。そのニュースが終日,どのニュース放送によっても,主な言語全部で繰り返し報道された時,国全体に対して本当に良い証言となりました。現在この建物は,エホバの証人がクリスチャンの集会を定期的に開く場所として再び使われています。
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