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  • 『王国を第一に求める』
    エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
    • 神の力は弱さのうちに全うされた

      ベン・ブリッケルも,それらの熱心な証人たちの一人でした。他の人たちと全く同じように様々な事柄を必要とし,幾つかの病気も抱えていましたが,信仰の点では際立っていました。1930年にニュージーランドで聖書文書頒布者<コルポーター>の活動を始め,いろいろな区域で証言しましたが,再びそれらの区域が網羅されるようになったのは何十年か後のことでした。2年後にはオーストラリアで,以前に証言が行なわれたことのない砂漠地方に出かけ,そこを回りながら5か月間の伝道旅行をしました。自転車には,毛布,衣服,食物,配布用の書籍をどっさり積んでいました。その地域を通過しようとして命を落とした人々もいましたが,彼はエホバを信頼して進みました。次はマレーシアでの奉仕です。そこでは重い心臓病を患いましたが,それでもやめませんでした。しばらく休養した後,オーストラリアで全時間の伝道活動を再開しました。約10年後には重病のために入院しました。退院の時には,医師から,「仕事をする力は85%減少した」と言われました。通りを歩いて買い物をするにも,途中で休まなければならない状態でした。

      しかし,ベン・ブリッケルは,もう一度やり直すことを決意し,必要な時には休むようにしながら活動を行ないました。やがて,オーストラリアの険しい奥地で再び証言するようになりました。彼は健康管理のためにできることを行ないましたが,30年後に60代の半ばで亡くなるまで,彼の人生の主要な事柄はエホバへの奉仕でした。d 弱さから来る不足はエホバの力によって補われることを彼は理解しました。1969年にメルボルンで大会があった時には,「開拓奉仕について知りたい方は私にお尋ねください」という大きなバッジを襟に付け,開拓者デスクで奉仕しました。―コリント第二 12:7-10と比較してください。

  • 『王国を第一に求める』
    エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
    • [289ページの図版]

      ベン・ブリッケルは健康だった時,その健康を生かしてエホバへの奉仕を楽しんだ。後に重い病気にかかったが,やめることはなかった

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