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  • 「かつてないほど強い熱意と愛を心に抱いて」
    ものみの塔(研究用)2017 | 5月
    • 演壇の上方には大きな布が巻かれて取り付けられていました。でも,聴衆はほとんど気に留めなかったでしょう。

  • 「かつてないほど強い熱意と愛を心に抱いて」
    ものみの塔(研究用)2017 | 5月
    • それゆえに,王とその王国を宣伝し,宣伝し,宣伝しなさい」。

      その瞬間,演壇上方の垂れ幕が下りてきました。そこには「王と王国を宣伝しなさい」と記されていました。

  • 「かつてないほど強い熱意と愛を心に抱いて」
    ものみの塔(研究用)2017 | 5月
    • 舞台裏で聞き届けられた祈り

      アーサー・クラウスとネリー・クラウスは,良い席を取るため早めに会場に行きました。「話を一生懸命に聞いていました」とアーサーは言います。ところが,急にお腹が痛くなりました。再入場できないことは知っていましたが,仕方なく会場を出ました。案内係の兄弟から,「こんな大事な時に出てしまうのですか」と言われましたが,やむを得ませんでした。

      会場に戻ってくると,建物の中から大きな拍手の音が聞こえてきました。話が聞こえる場所はないか建物の周りを探していると,屋根へよじ登れる場所が見つかりました。5㍍ほどの高さの屋根です。大きな明かり窓の所まで登っていきました。窓は開いていました。

      そこには幾人かの兄弟たちがおり,話し手を見下ろしていました。とても困った様子でした。垂れ幕を留めていた何本かのひもを同時に切って,一気に幕を下ろすよう指示されていましたが,ナイフが1本足りません。アーサーは助けになれるでしょうか。なんと,よく切れるポケットナイフを持っていたのです。アーサーと兄弟たちは持ち場に就き,合図を待ちました。ラザフォード兄弟が「宣伝し」と2回目に言う時,一斉にひもを切ることになっていたのです。

      3色の大きな垂れ幕がさっと下りてきた,と出席者たちは述べています。垂れ幕の中央には,イエスの絵が描かれていました。

      アーサーが後ほど聞いた話によると,兄弟たちがはしごで屋根に登ったあと,はしごは外され,持って行かれてしまったそうです。途方に暮れた兄弟たちは,エホバに「ナイフを持っている兄弟を遣わしてください」と祈りました。エホバがとても興味深い方法で祈りを聞き届けてくださった,と兄弟たちは感じています。

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