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      原核細胞を“見学”するには,体の大きさを1㍉の1000分の1以下にまで小さくしなければなりません。まず目の前に立ちはだかるのは,強靱な細胞膜です。ちょうど,工場を取り囲むレンガの壁のような役目をしています。紙の1万分の1ほどの薄さしかありませんが,レンガの壁よりもはるかに精巧です。

      工場を囲む防壁のように,細胞膜は周囲に潜む危険から内部を守っています。とはいえ,細胞膜は隙間が全くないわけではありません。酸素などの小さな分子を出入りさせて,細胞が“呼吸”できるようにしています。でも,より複雑で危険性のある分子はブロックし,許可なく進入させることはありません。必要な分子を細胞外へ流出させることもありません。どういう仕組みになっているのでしょうか。

      実際の工場では,防壁に出入り口が幾つか設けられていて,警備員が物品の搬入や搬出を見守っています。同じように,細胞膜には特別なタンパク質分子が埋め込まれていて,出入り口と警備員の役目を果たしています。

      細胞膜

      細胞膜には,特定の物質の出入りだけを許可する“警備員”がいる。

      そうしたタンパク質の中には,真ん中に穴が開いていて,特定の分子だけが出入りできるようになっているもの(1)があります。また,細胞膜の一方の側が開いていて,もう一方の側が閉じているタンパク質(2)もあります。それらは特定の物質に適合する形をした結合部(3)を持っていて,その物質が結合すると,タンパク質の反対側が開き,物質が膜を通って放たれます(4)。制御されたこのような出入りが,最も単純な細胞の膜でも起きているのです。

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