ディスカバー誌（英語）のある報告は，「幾つもの実験が示すように，雄のカメやワニの成長段階の特定の時期にPCBを加えると，それらは雌や“中間型”の個体になる」と述べています。

幾年も前，PCBに汚染された米ぬか油を摂取した日本の女性から生まれた子供たちは，「身体精神的成長の後れ，活動低下や過活動を含む行動上の問題，異常なまでに小さい陰茎，平均より5も低い知能指数といった害を被った」と，ディスカバー誌は伝えていました。オランダや北米で高レベルのPCBにさらされていた子供たちを対象に行なわれた調査でも，やはり身体精神的成長に関する同様の悪影響が認められました。