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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1989
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「世のものではない」

ドイツ福音教会会議の議長ヘルムート・ジーモンは,西ベルリンのオリンピック・スタジアムで開かれた同会議の最後の会合に集まった10万人余りの聴衆に対して,政治に関与するように勧めました。

ジーモンは,資源の適正な利用,環境保護,公正な経済体制の確立,軍備競争の終結,失業の解消といった問題を列挙しました。これらが人類にとって未解決の脅威になると感じていたのです。ドイツの新聞「フランクフルター・アルゲマイネ」が伝えるところによると,ジーモンはこれらの問題の緊急性を聴衆に訴えるため,「東西ドイツ市民が政治に関与しないかぎり,この地域の状況は改善されないだろうと語り,政治への関与を義務とみなし,教会会議をプロテスタントの市民権運動と考えるよう」,出席者全員に勧めました。

しかし,真のクリスチャンがそのような政治運動に関与するのは正しいことですか。イエスは,「わたしが世のものではないのと同じように」,ご自分の追随者たちも『世のものではない』と言われたのではなかったでしょうか。(ヨハネ 17:16)イエスはご自分の追随者たちに,人類にとって唯一の現実的な希望として神の王国を祈り求めるように教えられました。なぜでしょうか。預言者ダニエルがはるか昔に予告したように,神の王国は衰退するこの世の諸政府を「打ち砕いて終わらせ,それ自体は定めのない時に至るまで続(く)」からです。―ダニエル 2:44。

盗みは罪ではない?

盗みは罪ですか。カトリックの司祭イボ・ストルニオロによれば,必ずしもそうではありません。ブラジルのオー・エスタド・デ・サンパウロ紙は,「神は貧しい者の盗みを祝福し正当と認めてくださる」というストルニオロの発言を引用しました。後にストルニオロは,「生きてゆくために盗みを働く貧しい人々についてのみ」語ったのだと述べました。この司祭の見解によれば,盗みを働いた非行少年は,「それ以前に権力者たちによって搾取されて」きたので罰せられるべきではありません。同紙は,「この司祭の意見によれば,マルヒナイス[浮浪者や,社会に適応できず,大抵は貧しく職を持たない人々]も『神に選ばれた者たち』の一部である」と述べています。

聖書はこのような言い分を支持していますか。全く支持していません。イエスは困窮している人々に同情心を示すよう,弟子たちに勧めましたが,貧困のような社会問題があれば盗みは正当化されると言われたことは一度もありません。むしろ,使徒パウロは次のように書きました。「だれでも盗人だった人は,盗むのをやめなければなりません。かえって,自分の手でまともな仕事に励み,困っている人たちに分け与える物を持てるようにしなさい」― エフェソス 4:28,新エルサレム聖書。

偶像礼拝で一もうけ

教会で用いる物品や家具の全国展示会がイタリア北部で開催され,97の会社が自社の製品を出品しました。展示品の中には,暖房付きで防音構造の告解室がありましたが,これには衛生的な格子窓が付き,ふかふかの椅子が置かれていました。さらに,40時間のタイマーが付いた“法王ヨハネの”祈とう用無臭ロウソク,コンピューター制御による教会の鐘,“金庫のように”頑丈な献金箱,子供向けの教育ビデオ(「ジョニー君の聖書」),野外ミサの必需品の入った,人工皮革のかばんなどがありました。

展示会には,僧職者用のファッションさえありました。二人の“僧服デザイナー”はイタリアのラ・スタンパ紙にこう説明しました。「何といっても,若い司祭たちの人気の的は,ドイツ風の刺しゅうが付いた新しい型の純毛の僧服です。これは直線的で統一のとれたデザインになっており,けばけばしくはありませんが豪華な服です。神様のおかげで商売は繁盛しています」。

巡礼も商売の種にされています。イタリアのラ・レプブリカ紙は,「毎年1,500万人が宗教的な目的で旅行する。旅行業者は自分で信心していてもいなくても,客を獲得しようと競い合う」と報じています。これを示す例として,イタリアのイル・メッサジェロ紙は,パドバの“聖”アントニウス聖堂について触れ,「人々はホテルばかりか,聖画や記念品のために聖堂に置いてある献金箱にも何百万リラというお金を落として行く」と述べています。

キリスト教世界が他のあらゆる偽りの宗教と共に滅ぼされる時,『地の旅商人たちが彼女のことで泣いたり嘆いたりする』のも不思議ではありません。啓示 18章11節は続けて,「自分たちが十分に仕入れた品を買ってくれる者がもうだれもいないからである」と述べています。

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