-
第13部 ― 西暦476年以降 ― 暗闇から出る“聖なる”もの目ざめよ! 1989 | 7月8日
-
-
ドイツの作家エミル・ナックはその点を確証し,「古代ゲルマン人の年ごとの祭りは,しばしばキリスト教の祝日の形で存続した。それは教会が,教皇グレゴリウス1世の忠告に従い,多くの異教の祭りをキリスト教の祭りに変えたためである」と述べています。
-
-
第13部 ― 西暦476年以降 ― 暗闇から出る“聖なる”もの目ざめよ! 1989 | 7月8日
-
-
また,ゲルマン人の宗教がキリスト教世界に持ち込んだ異教の習慣の中に,自然を中心としたものが多いのもうなずけます。クリスマスの習慣となっている,光やヤドリギを用いること,クリスマスの大薪を燃やすこと,クリスマス・ツリーの飾りつけなどは,ほんの数例に過ぎません。
-