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王は追随者たちを霊的に精錬する神の王国は支配している!
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9. 聖書研究者たちはクリスマスについてどんなことを理解しましたか。
9 聖書研究者たちはこの点を注意深く調べた結果,クリスマスの起源やそれに関連した慣行が実際には神を辱めるものである,ということを理解しました。「黄金時代」(英語)1927年12月14日号の「クリスマスの起源」という記事は,クリスマスが異教の祝いであり,快楽に重きを置き,偶像崇拝を伴うことを指摘しています。その記事は,キリストはクリスマスを祝うよう命じなかったと述べ,こう結論づけました。「世も,肉の傾向も,悪魔も,それが今後も祝われ続けることを望んでいる。この事実は,エホバへの奉仕に全く身をささげている人たちがその祝いを退けるべき決定的な理由となる」。当然ながら,その年の12月にベテル家族はクリスマスを祝いませんでした。そうです,もう二度と祝わなかったのです。
10. (イ)1928年12月,クリスマスはどのように徹底的に暴露されましたか。(「クリスマスの起源と目的」という囲みを参照。)(ロ)神の民は,他のどんな祝いや祝祭日を避けるよう注意を促されましたか。(「他の祝いや祝祭日を暴く」という囲みを参照。)
10 翌年,クリスマスはいっそう徹底的に暴露されました。1928年12月12日,本部の奉仕者リチャード・H・バーバー兄弟はラジオの講話の中で,クリスマスの起源が汚れたものであることを指摘しました。神の民は,本部からのこうした明確な指示にどのように反応しましたか。チャールズ・ブランドライン兄弟は,自分たち家族がクリスマスを祝うのをやめた時のことをこう述べました。「わたしたちは,そうした異教のものを捨てることに反対したでしょうか。そういうことは全くありませんでした。……汚れた上着を脱いで捨てるようなものでした」。後に旅行する監督として奉仕したヘンリー・A・キャントウェル兄弟も,同様の気持ちをこう言い表わしました。「何かを手離すことになっても,エホバへの愛を証明できることを,うれしく思いました」。キリストの忠節な追随者たちは,汚れた崇拝に由来する祝いに一切かかわらないようにするため,必要な変化を進んで遂げました。d ―ヨハ 15:19; 17:14。
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d フレデリック・W・フランズ兄弟は1927年11月14日付の個人的な手紙の中で,こう述べています。「今年はクリスマスをしません。ベテル家族は,もうクリスマスを祝わないことに決めました」。それから数か月後,1928年2月6日付の手紙には,「主は少しずつ,悪魔のバビロン的な組織の誤りからわたしたちを清めてくださっています」と記しました。
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