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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2006
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2006
塔06 12/15 32ページ

クリスマス ― どこに向かっていますか

今から10年前の12月,US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌(英語)は,「クリスマスを再考する」と題する特集記事を載せました。クリスマスが「商業色を薄めて,より純粋なものに」なってゆくだろうか,という点に注目する記事でした。物事はその方向に向かっているでしょうか。

同記事は,そのようには期待できない理由を考察して,次のように述べました。「コンスタンティヌスがローマ皇帝となった4世紀より前,キリストの誕生を公式に祝ったという記録はない」。これは,「ある意味で,イエスがいつ生まれたかをだれもはっきり知らなかったこと」を暗示するものでした。その記事は,「厳密な月や日はおろか,それがどの年であったかをさえ福音書は示していない」という点を認めていました。テキサス大学の一歴史家によると,「最初期のクリスチャンはキリストの生誕を祝うことに全く関心がなかった」のです。

その記事は,「憶測の産物」という副見出しで,「教会がどのようにして12月25日の日付にたどり着いたか」を考察しています。また,「この祝祭は,サトゥルナリア祭や他の異教の祝祭を意図的に“キリスト教化”したものというのが最も一般的な見方」であることを認めていました。さらに,「祝祭の時期として人々がすでに慣れ親しんでいた12月の末にクリスマスを持ってくることにより,教会指導者たちは,救い主の誕生の祝いが広く受け入れられるようにした」とも述べています。19世紀半ばごろ,クリスマスプレゼントを買ったり贈ったりすることに重きが置かれるようになりました。「プレゼントを贈るという新たに加わった習慣は,物を売る人にとっては手っ取り早くもうける絶好の機会となり,商人や広告業者はクリスマスシーズンをしきりに宣伝するようになった」のです。

ですから,クリスマスが向かっている方向について言えば,それが純粋なキリスト教からさらに遠ざかってゆく以外のことを予想させるものは何もありません。現代のクリスマスには「派手な商業主義」があふれていますが,初期の真のクリスチャンは,イエスの誕生を祝おうとすることなど考えませんでした。むしろ聖書は,キリストが自分の死と天への復活を通して備えた贖いに重きを置いています。(マタイ 20:28)これは重要な点であり,今後も常にそのような位置に置かれるでしょう。

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