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「あなたの王国が来ますように」神の王国は支配している!
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12. 小麦と雑草のたとえ話は,王国が設立されるのは1世紀ではない,ということを暗に示しています。なぜそう言えますか。
12 小麦と雑草のたとえ話。(マタイ 13:24-30を読む。)イエスがこのたとえ話を語ったのは,西暦31年の春と思われます。イエスは後ほど弟子たちにたとえ話を説明しました。(マタ 13:36-43)たとえ話の概要と意味は次のとおりです。使徒たちの死後に,悪魔は雑草(偽クリスチャン)を小麦(「王国の子たち」,つまり油そそがれたクリスチャン)の間にまきます。小麦と雑草は両方とも,成長の季節のあいだ一緒に成長することを許されます。成長の季節は,収穫すなわち「事物の体制の終結」まで続きます。収穫の季節が始まった後,まず雑草が集められ,それから小麦が集められます。ですからこのたとえ話は,王国が設立されるのは1世紀ではなく,成長の季節が終わってからである,ということを暗に示しています。実際,成長の季節が終わって収穫の季節が始まったのは,1914年のことです。
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