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信仰治療 ― 神の力によるものですかものみの塔 1987 | 12月1日
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ある場合は,全くのごまかしが関係しているようです。次のような例があります。ジンバブエの新聞「ヘラルド」は,ある有名な信仰治療者に癒してもらった人と言われていた3人の人物についての記事を載せ,それがごまかしであったことを暴露しました。「一人の子供は依然聞くことも話すこともできない。もう一人の子供は最初から聾唖者などではなかった。そして一人の女性は耳が聞こえないだけだったが,いまだに聞こえない」。
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信仰治療 ― 神の力によるものですかものみの塔 1987 | 12月1日
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実際,義の新しい世のこの希望は,信仰治療者のむなしい約束よりもはるかに価値があります。ガーナのアクマダンに住む盲人のピーターのことを考えてみましょう。ピーターは合計26年の間,見えない目を治したい一心で信仰治療を行なう教会を転々としましたが,どの信仰治療者も目を開いてはくれませんでした。しかし,信仰治療教会に通っていた間に,エホバの証人に会いました。
そのエホバの証人は,神の王国が支配するときには,あらゆる疾患を完全に癒す業が行なわれることを,聖書から説明しました。その説明によってピーターの理解の目は開けました。聖書のすばらしい真理に対する感謝に満ちあふれたピーターは,神の王国の全時間宣明者になり,3年以上その奉仕を行なってきました。そして文字通り,「盲人の目は開かれ,耳の聞こえない者の耳も開けられる」時が来るのを待っています。―イザヤ 35:5,6。
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