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ご存じでしたかものみの塔 2011 | 1月1日
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■ イスラエルでは,10月から4月にかけて雨が降り,時には奔流となって谷間を下ることがあります。しかし夏には,それらの“川”は干上がり,大抵は何か月も雨が降りません。では,聖書時代の人々はどのようにして,水が安定的に供給されるようにしたのでしょうか。
人々はこの問題の解決策として,丘の斜面に水路を掘って,冬の雨が地下の貯水槽つまり水溜めに流れ込むようにしました。家々の屋上にも,雨水をそれらの水溜めに流れ込ませるのに十分な傾斜がつけられていました。多くの家にはその家専用の水溜めがあって,家族は渇きをいやすためにそこから水を汲むことができました。―列王第二 18:31。エレミヤ 6:7。
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ご存じでしたかものみの塔 2011 | 1月1日
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[19ページの図版]
イスラエルのマサダ遺跡(HORVOT MEZADA)にある水溜め
[クレジット]
© Masada National Park, Israel Nature and Parks Authority
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