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聖書の54番目の書 ― テモテへの第一の手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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3,4 (イ)獄から釈放されたパウロは何を行なったようですか。(ロ)彼はどこでテモテ第一の書を記しましたか。
3 獄から釈放されたパウロは,テモテやテトスと一緒になって宣教者としての活動を再開したようです。一部の人々は,パウロがスペインに着いたと考えていますが,果たしてそうかどうかは確かではありません。ローマのクレメンスは,パウロが「西方世界の最果てにまで」来たと書いています。(西暦95年ごろ)この「西方世界の最果て」ということばには,スペインを含めることもできるでしょう。b
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聖書の54番目の書 ― テモテへの第一の手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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5 テモテへの二つの手紙の信ぴょう性に関してどんな証言がありますか。
5 テモテへの2通の手紙は,パウロの手になるもの,また,霊感による聖書の一部として,ごく早い時代から受け入れられてきました。ポリュカルポス,イグナティウス,ローマのクレメンスなど,初期のクリスチャン著述家は皆この点で一致しており,また,これらの手紙は,パウロが書き記したものとして初期数世紀間の目録の中に入れられています。
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