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    1990 エホバの証人の年鑑
    • ボゴタでの証言

      コロンビアの支部委員会の一員,アグスティン・プリモをご紹介しましょう。彼はボゴタで奉仕していたある外国人の証人から1972年に真理を学びました。当時,王国伝道者は大いに必要とされていました。60歳に達し,現在は世俗の職業から身を退いているアグスティンは,支部で全時間働いています。彼の話によれば,現在の支部事務所と工場はわずか10年前に献堂されましたが,それらの建物は国内の4万人以上の伝道者と600の会衆をふさわしく世話するには手狭となりました。

      そのような伝道者の増加はどこから来ているのでしょうか。およそ500万人の住民を有し,不規則に広がっているこの都市で行なわれた福音宣明の業について調べれば,ある程度の手がかりが得られます。

      市内の裕福な地域では,高級アパートやマンションに厳重な警備が施されているため,証言を行なうのは困難です。そのような場所の住人たちはもっぱら車で出入りします。ですから,これらの区域で個人の家を訪問する伝道者は,女中を通さなければ家族の成員に会えないという挑戦に直面します。しかし,増加の見られる中流階級の区域では,聖書から活発な会話のできる場合が少なくありません。

      横柄な態度があまり見られない労働者階級の地区では,世情に通じた人々が大勢いるため,家庭聖書研究が容易に取り決まり,真理における非常に急速な進歩が見られます。

      最後に,人口が非常に過密な,発展途上国の都市に見られる苦悩があります。そのような場所では,人の住んでいない平地や樹木の伐採された山腹があると,ほとんど一晩のうちにスラム街や不法居住地が出来上がります。都会での見知らぬ生活にあこがれて田舎を捨てて次々にやって来る人々にとって,そこは最後の宿営地です。そのような所で暮らしている幾千幾万という住民の多くは,エホバの証人が伝える慰めとなる音信に耳を傾けており,中には音信にこたえ応じて王国の希望を受け入れる人たちもいます。

  • コロンビア
    1990 エホバの証人の年鑑
    • [71ページの図版]

      コロンビアの首都ボゴタと亜熱帯のカリ(左)で証言を行なう

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