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全地で宣べ伝えて教える2012 エホバの証人の年鑑
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親族がこたえ応じる。コロンビアのアレハンドロという兄弟は,親族に証言したいと思っていました。親族は遠方に住んでいたため,手紙を書き,「ものみの塔」や「目ざめよ!」を何冊か送りました。親族のパブロは受け取った雑誌を読み,聖書を開いて確かめ,カトリック教会の教えが偽りであることを悟りました。興奮したパブロは,知った事柄を他の親族に伝えます。彼らもそれが真理であることを認め,カトリック教会を去りました。
やがて親族15人が毎晩集まり,それらの雑誌を手引きに聖書を調べ始めました。さらに情報を得たいと思い,近くの幾つかの町でエホバの証人を探しましたが,見つかりませんでした。その間にも,知った事柄を近所の人たちに話すようになりました。後に,車で1時間ほどの町に王国会館があることが分かりました。それで直ちにそこに向かい,助けを求めました。
今では一人の正規開拓者が週1回,彼らのところに出向いて聖書研究を司会しています。26人が一緒に研究し,その中にはアレハンドロの親族に加え,関心を持つ11人も含まれています。この人たちは公開講演と「ものみの塔」研究に出席できるよう車を借りることもし,研究している人たちの大半が出席しています。
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全地で宣べ伝えて教える2012 エホバの証人の年鑑
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[64ページの図版]
コロンビア,ナリーニョ県サマニエゴ
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