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生活に少し彩りを添えてみませんか目ざめよ! 1990 | 10月8日
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ということは,様々な色は別個の存在ではないということです。相互に関係があるのです。それで,この関係を理解しておくのは,色の合わせ方を学ぶ上で大変重要なことです。この点で助けになるのは,色相環,つまり色の輪です。その一例が16ページに示されています。虹の色が輪の中に並べられています。原色 ― 赤,黄,青 ― が等間隔に置かれ,環を成しています。a これらの色を様々な比率で混ぜ合わせることにより,環の中の他のすべての色,つまり色相を作ることができます。
環の上の一つの色を環の正反対に位置する色と同量ずつ混ぜ合わせると,黒ないしは暗い灰色になります。混ぜ合わせる量が同等でないと,暗い色か中間色になります。これらの中間色はより多くの色を含んでいるので,多くの色相と調和します。例えば,赤が中間色になると,赤と緑だけでなく,緑の元になっている黄や青も含んでいることになります。
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生活に少し彩りを添えてみませんか目ざめよ! 1990 | 10月8日
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a 赤,黄,青はいわゆる絵の具の3原色です。これらの色の絵の具,つまり着色剤を混ぜれば,他の色を作り出すことができます,一方,赤,緑,青は光の3原色と呼ばれています。これらの色の光をスクリーン上に映し出すと,混ざり合って他の色ができます。
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生活に少し彩りを添えてみませんか目ざめよ! 1990 | 10月8日
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[16ページの図版/グラフ]
(正式に組んだものについては出版物を参照)
青
赤
黄
青と赤で紫ができる
赤と黄でだいだいができる
青と黄で緑ができる
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