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聖書の51番目の書 ― コロサイ人への手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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書かれた場所: ローマ
書き終えられた年代: 西暦60-61年ごろ
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聖書の51番目の書 ― コロサイ人への手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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3 「コロサイ人への手紙」そのものは筆者,それにこの書の書かれた時や場所について何を明らかにしていますか。
3 始めと結びのことばの中で述べられているとおり,この手紙の筆者は使徒パウロです。(1:1; 4:18)また,その結びのことばは,パウロがこれを獄の中で書いたことを示しています。これは,ローマにおけるパウロの最初の投獄,つまり西暦59年から61年だったと思われます。パウロはその時期に,励みを与える多くの手紙を書きました。「コロサイ人への手紙」は「フィレモンへの手紙」と一緒に発信されたのです。(コロサイ 4:7-9。フィレモン 10,23)また,この手紙は「エフェソス人への手紙」とほぼ同じ時に書かれたものと思われます。考えや言いまわしに共通するものが多いからです。
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