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告発される大いなるバビロンものみの塔 1989 | 4月15日
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この20世紀にバチカンがナチやファシストの支配者たちと取り交わした政教条約すなわち協定は,そのような支配の実例となっています。
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告発される大いなるバビロンものみの塔 1989 | 4月15日
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ドイツのカトリックの司教たちは1933年以前はナチ哲学に反対していました。しかし,ドイツの作家クラオス・ショルダーが自著「教会と第三帝国」の中で述べているところによると,司教たちは,ドイツ駐在バチカン大使のパーチェリ枢機卿から,国家社会主義に対する態度を改めるよう命じられました。そういう変化を求められたのはなぜでしょうか。それは,第三帝国とバチカンとの間で政教条約が結ばれる見込みがあったからです。実際,1933年7月20日にその条約が結ばれました。
クラオス・ショルダーはこう伝えています。「[1933年]11月12日の選挙および国民投票で,ヒトラーは驚くほど多くの“賛成”票を獲得し,帝国政教条約という実を刈り取った。カトリック教徒の有権者が優勢な地区では特に支持率が高かった」。
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