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コンゴ共和国2004 エホバの証人の年鑑
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しかしエティエンヌは戻る前に,ブラザビルにいる知人で技術学校の学部長だったティモテ・ミエムヌアに手紙を送りました。その手紙の出だしにはこうありました。「朗報をお伝えします。私たちの歩んでいる道は真理の道ではありません。真理を持っているのはエホバの証人です」。それからエティエンヌは学んだことを説明し,「真理は汝らを自由にすべし」の本を同封しました。ティモテは,エティエンヌやオーギュスタンと同様,聖書の音信に好意的に反応しました。コンゴ人として初めて聖書の真理を受け入れたこの3人は,自分たちと同じように聖書の真理を受け入れるよう,多くの人々を助けました。
ティモテは,夜間に行なわれる聖書の討議に参加するよう,技術学校の寄宿生たちを招きました。また,聖書に基づく出版物をもっと送ってほしいと手紙で知らせました。このグループは,集会を開いて可能なかぎり伝道を行なうようになりました。
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コンゴ共和国2004 エホバの証人の年鑑
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[138ページの図版]
初期の聖書研究グループのメンバー,1949年。左から右へ: ジャン-セス・ムンツァンボテ,ティモテ・ミエムヌア,オディレ・ミエムヌア,
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