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世界を驚かせた一致目ざめよ! 1993 | 12月22日
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モスクワの消防局局長はこのように述べました。「この大会は非常に感動的です。民族の違うこれほど大勢の人が共通の言語を見いだせるとはすばらしいことです。皆さんの清潔さと秩序正しさには驚きました。私はこのスタジアムで20年間働いてきましたが,このようなことを目にしたのは初めてです」。
一人の添乗員はこのように語りました。「たいていの場合,ご一緒しているグループは空港を出ると早々にまとまりがなくなりますが,エホバの証人の方々はそうではありません」。
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世界を驚かせた一致目ざめよ! 1993 | 12月22日
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証人たちが好んで集まった場所はモスクワの赤の広場でした。クレムリンの壁のすぐ外側に広がるその広場で,大会前日の夕方(10時過ぎまで暗くならない)には,いろいろな人種や国籍のエホバの証人が何百人も集まり,抱き合って喜びを表わしていました。モスクワ・タイムズの記者がたまたまそこを通りかかり,興味をそそられ,「どちらの団体の方ですか」と尋ねました。答えを聞くとこの記者は,「こんなに多くの民族の人々が赤の広場で楽しそうに交歓しているのを見たのは初めてです。こんなに大きなグループがここに集まるのは普通,デモか反対運動の時ぐらいです」と言いました。
興奮した様子であいさつを交わし,抱き合い,互いに何とかして自分の気持ちを伝えようとする,バッジを着けた何万人もの代表者を見て,モスクワとキエフの市民は深い感銘を受けました。キエフを訪れていたイラン出身の一人の実業家は,米国から来たある証人に近づき,「何かすばらしいものをお持ちのようですね。私はここ二,三日,皆さんを観察していました。英語で書かれた皆さんの出版物を幾つか読んでみたいと思うのですが」と言いました。そして,明朝イランに戻る必要がなければ大会に行こうと思っている,と述べました。
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世界を驚かせた一致目ざめよ! 1993 | 12月22日
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その中の1隻の船で客室の世話係をしていたある女性は,エホバの証人にあてて次のようなメモを残してゆきました。「皆さんはよその星から来た人たちみたいです。美と調和にあふれていて,祝福をもたらすのです。もしかしたら,皆さんは神様の子供ではないでしょうか。そんなことばかり考えています」。
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