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聖書の46番目の書 ― コリント人への第一の手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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書かれた場所: エフェソス
書き終えられた年代: 西暦55年ごろ
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聖書の46番目の書 ― コリント人への第一の手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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3 パウロは何に動かされて,「コリント人への第一の手紙」を書きましたか。
3 パウロがコリントのクリスチャンにあてて最初の手紙を書いたのは彼らの霊的な福祉に対する深い関心のためです。それは彼の3度目の宣教旅行中のことでした。彼がコリントに在住していた時以来幾年かたっており,西暦55年ごろになっていました。パウロはエフェソスにいました。
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聖書の46番目の書 ― コリント人への第一の手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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4 パウロがコリント第一の書をエフェソスから書き送ったことを何が証明していますか。
4 しかし,パウロがコリント第一の書をエフェソスから書き送ったということがどうして分かるでしょうか。一つの点として,あいさつのことばでその手紙を結ぶにあたり,パウロはアクラとプリスカ(プリスキラ)からのあいさつを含めています。(16:19)使徒 18章18節と19節は,この二人がコリントからエフェソスに移ったことを示しています。アクラとプリスキラがエフェソスに在住していたこと,そして,コリント第一の書の結びのあいさつを送った人々の中にこの二人が含まれていることから見て,パウロはこの手紙を記した時エフェソスにいたものと考えられます。そしてさらに,不確かさを全く残さない点として,コリント第一 16章8節のパウロの次のことばがあります。「しかし,ペンテコステの祭りまでは,エフェソスにとどまるつもりです」。したがって,コリント第一の書は,パウロによりエフェソスで,明らかにそのエフェソス滞在の終わり近くに書かれました。
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