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テレホンセックスのどこがいけないのだろう目ざめよ! 2004 | 2月22日
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交際期間に生じ得る危険
真剣に交際している若い成人の場合はどうでしょうか。もちろん,愛し合う二人が互いに感情を表現したいと思うのは,ごく自然なことです。聖書時代には,神を恐れるある若い女性が自分の婚約者に関してこう語りました。「わたしはわたしの愛する方のもの。あの方の渇望はわたしに向けられています」。(ソロモンの歌 7:10)結婚式が近づいたなら,婚約中のカップルがある種の性的な事柄を話し合うのは,間違ったことでも不当なことでもありません。ではテレホンセックスは,恋愛感情を表わす安全な方法でしょうか。
いいえ,そうではありません。婚約中であっても,使徒パウロの次の助言に従う務めがあります。「聖なる民にふさわしく,あなた方の間では,淫行やあらゆる汚れまた貪欲が口に上ることさえあってはなりません。また,恥ずべき行ない,愚かな話,卑わいな冗談など,ふさわしくない事柄があってもなりません。むしろ感謝をささげなさい。あなた方はこのことを知っており,自分でも認めているのです。すなわち,淫行の者,汚れた者,貪欲な者は ― これらはつまり偶像礼拝者ですが ― キリストの,そして神の王国に何の相続財産もありません」。―エフェソス 5:3-5。コロサイ 3:8。
意図的に不道徳な考えをかき立てる,あるいはマスターベーションを行なわせようとする性的な話は,明らかにエホバの目から見て汚れたものです。神の原則に対するいっそう重大な違反にもつながりかねません。例えば,ある一組の男女は遠距離恋愛をしていました。初めのころ,頻繁に交わす電話での会話を,互いに知り合うための手段としていました。ところが,いつのまにか不道徳な事柄を話すようになり,それもますます露骨なものになってゆきました。ですから,二人が直接会えるようになると,すぐ汚れた行為に走ってしまったのも驚くには当たりません。
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テレホンセックスのどこがいけないのだろう目ざめよ! 2004 | 2月22日
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だれかと交際しているなら,電話で話すときにも貞潔さを保つという決意を貫いてください。婚約中のクリスチャンの女性レティシアは,こう語っています。「婚約者とわたしは,貞潔さに関する聖書的な記事を一緒に読みました。清い良心を保てるように助けられたことをうれしく思っています」。情欲を刺激するような話になったなら,勇気をもって話題を変えましょう。会話を清いものに保つ必要性について二人で話し合ってください。
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