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バルバドス,西インド諸島1989 エホバの証人の年鑑
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さらに,グレナダにおける王国の業にあずかった人々として,訪問旅行を行なっていた奉仕者たちのことを思い起こすことができます。その中には,A・T・ジョンソンやW・R・ブラウン,それにE・J・カワードがいました。カリブ海東部におけるカワード兄弟の奉仕は,どの面から見ても成功を収めました。しかし,その奉仕が僧職者たちのしっと深い目を逃れることはありませんでした。真理の敵たちは,第一次世界大戦中に存在していた恐れを利用して悪質なうわさを広め,E・J・カワードがドイツのスパイであるとほのめかしたのです。僧職者たちからのこうした圧力を受けて,政府の役人たちはカワード兄弟に対して,英領西インド諸島を離れるようにと命じました。こうして,同地域における兄弟の宣教は突然に終わりを迎えました。
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バルバドス,西インド諸島1989 エホバの証人の年鑑
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[159ページの図版]
ブルックリン本部から来たE・J・カワードは,カリブ海東部の島々で奉仕した
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