-
神と人から見て誉れのある結婚式ものみの塔 2006 | 10月15日
-
-
慣習婚と民事婚
12 慣習婚とは何ですか。そのような結婚をした後はどうするのが望ましいことですか。
12 ある国や地域の人々は,慣習婚(または,部族婚)とでも呼べる方法で結婚します。これは,ただ男女が一緒に生活するようになるだけのことではなく,また一部の人々から認められてはいても法律上の手続きをきちんと踏んではいない同棲のことでもありません。d ある部族または地方で公に認められている慣習に従って行なう結婚のことです。これには,花嫁料(婚資)全額の授受が伴う場合もあります。それによって法律的にも聖書的にも婚姻が成立するのです。行政当局はそのような慣習婚を,有効で合法的な,拘束力のあるものとみなしています。慣習婚が成立した後でそれを登録のために届け出ることは大抵可能であり,結婚した二人はその時に公式の証書を受け取れるでしょう。そのように登録しておけば,法律上の保護を受けることができます。その保護は,妻がやもめになる場合には妻に,また子どもが生まれるならその子にも与えられるでしょう。会衆は,そのような慣習婚をする人に,できるだけ早く登録するように勧めるでしょう。興味深いことに,モーセの律法のもとでは,結婚と出生が公式に記録されたようです。―マタイ 1:1-16。
13 慣習婚をした後の結婚の話に関しては,どんなことがふさわしいと言えますか。
13 慣習に基づいて合法的に結ばれた男女は,その婚姻が成立した時に夫婦となります。
-
-
神と人から見て誉れのある結婚式ものみの塔 2006 | 10月15日
-
-
14 慣習婚も民事婚も可能な場合,クリスチャンはどうしますか。
14 慣習婚が法的に有効と認められている国や地域によっては,民事婚(制定法に従った婚姻)のための規定も設けられています。民事婚は,普通,一人の当局者の前で執り行なわれ,その時に結婚の誓いと登録簿への署名が行なわれる場合もあります。クリスチャンの中には,慣習婚よりこの民事婚を好む人もいます。両方を行なう法律上の要求はなく,一方だけ行なえば法的に有効とされます。
-