-
日本1998 エホバの証人の年鑑
-
-
宣教者たちは日本の習慣に倣って,家に来た人が履けるよう玄関にスリッパを並べました。しかし,宣教者たちは,お客様用のスリッパとトイレで使うスリッパの違いが分かりませんでした。ある日,一人の研究生がリナにそっと,「トイレ用のスリッパをお客さんに出すことはしないのよ」と教えてくれました。宣教者たちは徐々にいろいろなことを学んでゆきました。
-
-
日本1998 エホバの証人の年鑑
-
-
スイス生まれのマルガリット・ウィンテラーは,京都で姉のリナと一緒になりました。この新しい任命地で,彼女は話される言葉だけでなく話されない言葉にも慣れなければいけないことに気づきました。例えば,文書を受け取るかどうかを妻が決めることを期待する男性は,妻が家にいないことを示すため,ただ小指を振るだけかもしれません。一方,妻のほうは,夫を表わす親指を立てて,夫が家にいないと言います。マルガリットは,京都の人たちが提供された雑誌を注意深く1ページずつめくりながら,ただじっと見ているだけの時は,実際にはボディーランゲージで雑誌を断わっており,口で言わなくても悟ってほしいと思っているのだということに気づきました。
-