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  • 「キッテムの船」― 大海を航行
    ものみの塔 2007 | 10月15日
    • 1982年にトルコ南部の海岸沖で,西暦前14世紀後半の難破船が見つかりました。海底での発掘により,キプロス産と思われる銅塊や,こはく,カナン産のかめ,黒たん,象牙,金や銀を用いたカナン産の装身具,エジプト産のスカラベや他の物品など,様々な財宝が発見されました。研究者の中には,船内で見つかった陶器の粘土を分析した結果,その船がキプロスで造られた可能性が高い,と見る人もいます。

  • 「キッテムの船」― 大海を航行
    ものみの塔 2007 | 10月15日
    • 商用船

      キプロスの古代都市アマトゥスにある幾つもの埋葬室から,大小の船の粘土模型が数多く発見されました。その模型を見れば,キプロスの船の種々の様式について,いろいろなことが分かります。模型の幾つかは博物館に展示されています。

      模型から分かるのは,初期の船は平和的な交易に用いられていたということです。小型の船は普通20人の漕ぎ手の力で進みました。その種の船は,幅が広く,喫水も深くなるように造られていて,キプロス島沿岸の短い区間で物資や乗客を輸送するのに適していました。大プリニウスは,キプロス人が設計した小型で軽量の船について述べ,それはオールを推進力とし,90㌧まで積載可能であったとしています。

      前述のトルコ沖で見つかった船のように,大型の商用船もありました。中には,貨物を最高450㌧まで積んで外洋を航行できる船もありました。大型船は,漕ぎ手が両側に25人ずつ,合計50人もいて,全長30㍍,マストの高さが10㍍を超えるものであったかもしれません。

  • 「キッテムの船」― 大海を航行
    ものみの塔 2007 | 10月15日
    • アマトゥスで発見された絵に描かれている船は,初期のキプロスの軍船だと考えられます。その船は,細長くて,船尾が反り上がって前方に湾曲しており,フェニキアの軍船に似ています。また,衝角があり,船尾の近くから船首にかけて船体の両側に円盾が取り付けられています。

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