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補足情報聖書が教えていること
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24 1914年が重要な年なのはどうしてか
ダニエル 4章の預言から,神が1914年に王国をつくったことが分かります。
預言の内容 エホバはバビロンのネブカドネザル王に,大木の夢を見させました。それはエホバの預言でした。木は切り倒され,切り株には鉄と銅のたがが掛けられます。「7つの時」の間,成長できないようにするためです。その後,木はまた成長することになります。(ダニエル 4:1,10-16)
預言の意味 この木はエホバの統治を表しています。エホバは長い間,イスラエルの王がエルサレムから国民を治めるようにしました。(歴代第一 29:23)しかし,王たちが神に従わなくなったため,エルサレムは紀元前607年に陥落し,イスラエルの王の統治は終わりました。この年に「7つの時」が始まりました。(列王第二 25:1,8-10。エゼキエル 21:25-27)イエスは「エルサレムは,異国の人々の定められた時が満ちるまで異国の人々に踏みにじられます」と言いましたが,それは「7つの時」のことでした。(ルカ 21:24)イエスが地上にいた時,「7つの時」はまだ続いていたのです。エホバは「7つの時」の終わりに1人の王を任命すると予告していました。その王はイエスです。イエスの統治のおかげで,神に仕える人たちは世界中でいつまでも幸せに暮らします。(ルカ 1:30-33)
「7つの時」の長さ 「7つの時」は2520年です。どうしてそう言えるでしょうか。聖書によると,「一時と二時と半時」つまり三時半は1260日です。(啓示 12:6,14)「7つの時」はその2倍なので,2520日になります。「1年に対して1日」というルールを当てはめると,2520日は2520年になります。(民数 14:34。エゼキエル 4:6)
紀元前607年から2520年後は1914年です。その年に,エホバはメシアであるイエスを天で神の王国の王にしました。
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