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ダニエル聖書に対する洞察,第2巻
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キュロスの第3年(西暦前536年)に,ダニエルはひとりのみ使いにより一つの幻を与えられましたが,そのみ使いはダニエルを訪れる使命を果たすのにペルシャの君と争わなければなりませんでした。そのみ使いは「末の日に[ダニエルの]民に臨む」事柄を啓示するために話しました。「それはなお来たるべき日々にかかわる幻」だったのです。(ダニ 10:14)
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ダニエル書聖書に対する洞察,第2巻
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背景と書かれた時期 この書の背景となっているのはバビロンであり,記されている幻の一つはウライ川のほとりのシュシャンが舞台になっています。ダニエルが実際にシュシャンにいたのか,それとも幻の中でそこにいたのかははっきりしていません。この書の筆記は西暦前536年ごろに完了しました。この書は西暦前618年から536年ごろまでの期間の出来事を扱っています。―ダニ 8:1,2。
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