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目ざめよ! 1990
目90 12/22 28–29ページ

世界展望

不正確な年代測定

何十年もの間歴史家や古生物学者は,化石がどのくらい古いかを推定するために放射性炭素を使った年代測定法にしばしば頼ってきた。しかしタイム誌によれば,「それらの推定は価値あるものとはいえ,幾分不確かなものであることも知られている」。同誌はさらにこう述べている。「大気中の炭素14の濃度は ― したがって,有機体内に取り入れられる量も ― 時代によってまちまちであることが知られている。それは,炭素による年代測定の結果に影響を及ぼすことがある」。ニューヨーク州パリセーズにあるラモン-ドーティー地質学研究所の地質学者の一グループは,炭素14を用いた実験結果とウラン-トリウムを用いた実験結果を比較した後,次のことを発見した。「放射性炭素によって測定された年代は,3,500年も食い違っている場合がある。これは,人類が初めてアメリカ大陸に達したのは正確にはいつのことか,といった重大な疑問に関する現在の考え方を改めなければならないほどの大きな差と言えよう」。

針金ダイエット

エルサレム・ポスト紙は,減量を望む一部の人の間に見られるイスラエルにおける最近の傾向について伝えた。ある人たちは食べる量を減らすために,医師や歯科医に頼んで針金であごを縛ってもらっている。当局は,「針金で縛る方法が新聞の広告に載るようになって」この傾向に気づいた。これは違法な行為である。イスラエルの保健省が,患者を針金で縛るこの種の方法をやめさせるのに成功した歯科医は,これまでに10人ほどいる。同紙によると,保健省の歯科保健部門の責任者であるモシェ・ケルマン博士は,同部門では減量のために針金であごを縛った18歳の少女が自殺した事件を調査中である,と述べた。

汚染が原因

「汚染が深刻化し免疫機構を損なっているため,人々は世代ごとに弱くなっている」と,英国のブレークスピア・アレルギー環境医学病院のアレルギー専門医ジーン・モンロー博士は主張する。原因としては,環境汚染,赤ちゃんを母乳で育てないこと,食品や水道水に化学物質を加えること,賢明でない薬品の使用法などが挙げられている。その結果,ぜんそくからガンに至るまで様々な病気が生じただけでなく,子供の行動上の問題さえ引き起こされている。ロンドン・タイムズ紙が伝えるとおり,英国の人口の約30%に当たる推定1,700万人が,多くの場合それと気づかずに,環境に起因する疾患にかかっている可能性がある。

暴力的な亀

オーストラリアの学校当局は,子供たちの間の暴力の増加という問題に直面している。ニューヨーク・タイムズ紙によれば,人気のある「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートル(十代の突然変異忍者亀)」の大流行が原因ではないかと言う人もいる。ある専門家は,子供たちは「正義の味方が使う暴力はすべての問題を解決する答えだという考えを取り入れている。そしてこの考えは子供たちの行動へと転換される」と述べた。オーストラリアの多くの学校ではおもちゃの武器は禁止され,生徒たちには「ニンジャの刀やヌンチャクやスティックを家に置いて来るように」注意が与えられた。同紙はさらにこう述べている。「このタートル(亀)が子供たちに与える影響を懸念する声が広まっているにもかかわらず,ニンジャ・タートルの映画とテレビの連続番組は記録的な支持率を獲得している」。

長寿の秘訣

長寿の世界新記録は日本人が樹立し,女性の平均寿命は81.77歳に,男性は75.91歳に達した。専門家は「乳幼児と中年層の死亡者の減少」をその理由に挙げている,とマイニチ・デイリー・ニューズ紙は伝えている。112歳になる長寿日本一の白浜ワカさんは,全国の百歳以上の長寿者3,298人の中の一人だが,読売新聞によると,自分の長生きの秘訣を,「よく働き,正直に生き」ることだと述べている。さらに別のインタビューの中で白浜さんは,「好き嫌いをせずに何でも食べ,眠りを十分にとること。そして笑顔を忘れない」こと,と述べた。

クローンを美しくせよ

クローンとはバンコクにある絵のように美しい運河のことで,沿岸には支柱の上に建てられた民家が立ち並び,いつも人でざわめいている。クローンはタイの首都の名を博すのに貢献してきた。しかしアジアウィーク誌によると,「一部の水路は,ごみくずと汚物が混じり,腐敗してどろどろした汚水だめになっている」。クローン沿いにある民家のほとんどは,バンコクの下水網につながれておらず,ごみ回収車もここまでたどり着かない。その結果,毎日140㌧もの汚物やごみが,クローンを支えるタイの大チャオプラヤ川に流れ込む。クローンの中には,ごみくずが詰まり,生命維持に必要な酸素が枯渇し,川沿いの住民が耐えかねるほどの悪臭を発しているものもある。そのため,クローンをきれいにするための運動が始まった。アジアウィーク誌によると,「大勢のボランティアがその運動にこたえ応じている」。

血生臭い映画

「最近の映画は昔のどの映画よりも血生臭く残酷で,殺される人の数がやたらと多くなっている,という印象を持っておられるとすれば,あなたは確かに正しい」と,ニューヨーク・タイムズ紙は述べた。現代の科学技術や新しい可塑性物質によって,映画の製作者は暴力的なシーンをぞっとさせるほどリアルに描けるようになった。ほかよりも人気のある映画の中には何百人もの人がすさまじい死に方をするものがある。同紙は一例として「ダイ・ハード2」を挙げた。その映画の中では260人余りがすさまじい仕方で殺されるが,一人の男は目から脳にかけて突き刺され,別の男はジェットエンジンに吸い込まれた。その記事によると,こうした映画の中のかなりのものは,「今日の市場で優位を占めているアクション・アドベンチャー映画という種類に入っている」。

アザラシの虐殺?

南アフリカ西岸の3万500頭のアザラシを殴り殺そうという提案がなされたが,大衆のあまりに強い感情的反応をかきたてたため,その計画は棚上げされた。しかし自然保護者の中には,海の環境を守るためにアザラシを淘汰することは必要だと信じている人もいる。ヨハネスブルクのスター紙によると,喜望峰とナミビア海岸周辺に所狭しと生息している130万頭のアザラシは,既に海の環境を脅かしている。自然保護論者,ビック・カバリンはこう言う。「何年も前なら,アザラシ島は……ケープアザラシのみならずケープペンギンの繁殖地として注目されていた。今ではアザラシだけしか見当たらない」。環境のバランスが崩れたのはなぜだろうか。同紙はこう述べている。「サメ網やサメ漁のため,ケープアザラシを捕食する主要な動物である大型のサメの数がめっきり減ってしまった。そのため130万頭ほどのアザラシの数を抑制するものは,人間以外ほとんどいない」。

変わった言語

カナリア諸島の七つの島の一つ,ゴメラ島を訪れると,カナリアがメガホンを使ってさえずっているかのような音が聞こえてくるかもしれない。ニュージーランドのホークスベイ・ヘラルド-トリビューン紙が伝えるとおり,それは“シルボ”という口笛の言語で,この島の住民は何世紀にもわたってこれを第二の言語として使ってきた。これを学ぶには5年はかかり,高度の技術が要求されるが,この島の内陸の山間部で働く農民はよくこれを使っていた。このほうが普通の言葉より遠くまで届くからである。「口笛で何でも言える。天気が良ければ3㌔離れていても聞こえる」と,これを使う一人は言う。アルファベットの各文字には,それぞれ対応する口笛の音があるため,最近の言葉でさえ口笛で表現することができる。

航空機事故

航空機製造業の大手であるボーイング社は航空機事故の頻度と原因を調査してきた。ウォールストリート・ジャーナル紙によると,同社は1950年代後半以後に発生した大規模な墜落事故約850件を調べた。ボーイング社の意見では,「過去10年間において,事故の72%余りが乗務員の過失によるものであった」。その報告は次のように述べている。航空機の便数が現在の割合で増え続け,事故の数がそれより速い割合で減ることがないとすれば,5年以内に,最終結果として「すべての型式の定期旅客機に関する1年当たりの平均大規模墜落事故数は,現在の15件から……20件に増える」ことになる。

鉱山での死者

「採掘される金1㌧につき一人の鉱員が死ぬ」と,南アフリカ,ヨハネスブルクのスター紙は伝えている。鉱業省の統計によると,過去7年間南アフリカの金鉱では毎年平均560人を超える死者が出ている。死者数はわずかに減少傾向にあるが,鉱業省の連絡員レイノード・ボアズは「実際のところ採掘は危険な仕事である。死者は出ないほうがよいが,世界中どこへ行っても,これが採掘の現実なのだ」と述べている。死者の半数はガス爆発と落盤によるものである。ボアズはこう説明している。「南アフリカの鉱山は世界で最も深い(最も深いところで4㌔)。そのため我々は熱と極度の岩圧とに対処している。また我々は世界中で最も硬い岩を掘っている」。

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