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肉体のとげと闘った人々ものみの塔 2002 | 2月15日
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11 ヂバはメピボセテに関して何と申し立てましたか。それが偽りであるとどうして分かりますか。(脚注をご覧ください。)
11 後にメピボセテは,もう一つの肉体のとげと格闘しなければなりませんでした。ダビデ王の目の前で,自分の従者ヂバに中傷されたのです。それはダビデが息子アブサロムの反乱のゆえにエルサレムから逃れていた時のことでした。メピボセテは不忠節にも王権を手中に収めようとしてエルサレムに残っている,とヂバは言いました。a ダビデはヂバの中傷を信じ込み,その偽り者にメピボセテの財産すべてを与えてしまいました。―サムエル第二 16:1-4。
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肉体のとげと闘った人々ものみの塔 2002 | 2月15日
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a メピボセテのような感謝の念の厚い,謙遜な性格の人が,その種の野心的な企てをしたとは考えられません。彼は,父ヨナタンの忠実な歩みをよく知っていたはずです。ヨナタンはサウル王の息子でしたが,イスラエルを治める王としてエホバに選ばれたのはダビデであることを謙遜に認めました。(サムエル第一 20:12-17)メピボセテにとって神を恐れる親であり,ダビデにとって忠節な友であったヨナタンは,幼い息子に王権を狙うようにとは教えなかったことでしょう。
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