-
アブサロム聖書に対する洞察,第1巻
-
-
2年が過ぎて,羊の毛を刈る時,つまり祭りの時期が来ると,アブサロムはエルサレムの北北東22㌔ほどのところにあるバアル・ハツォルで宴を設け,王の子らとダビデ本人を招きました。父が言い訳をして出席を断わると,アブサロムは長子アムノンを代わりに遣わすことを承諾してもらいたいと懇願しました。(箴 10:18)その宴の席で,アムノンが「ぶどう酒で楽しい気分になった」時,アブサロムは彼を打ち殺すよう僕たちに命じました。王のほかの子らはエルサレムに引き返し,アブサロムはガリラヤの海の東にあるゲシュルの王国のシリア人の祖父のもとに亡命しました。(サム二 13:23-38)預言者ナタンの予告した「剣」は今やダビデの「家」に入り,その後の生涯中,彼の家にとどまることになりました。―サム二 12:10。
-
-
アブサロム聖書に対する洞察,第1巻
-
-
その後,アブサロムはアヒトフェルの助言に従って行動し,自分とダビデとの関係が完全に断絶したこと,また王座を断固として守り通す覚悟であることを示す証拠として,父のそばめたちと公然と関係を持ちました。(サム二 16:15-23)こうして,霊感を受けたナタンの預言の後半の部分が成就を見ました。―サム二 12:11。
-