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  • 家族の忠節が励みとなりました
    ものみの塔 2006 | 9月1日
    • しかしそのころ,主人の体調のことで私たちは戸惑いを感じていました。主人は1948年に結核にかかったことがあります。以来,体力が落ちて疲れやすくなり,インフルエンザに似た症状が現われて,よく何日も寝込みました。そうなると,何もできず,だれとも会えませんでした。支部に呼ばれる少し前に受けた診察で,主人はうつ病と診断されました。

  • 家族の忠節が励みとなりました
    ものみの塔 2006 | 9月1日
    • 病気との闘い

      1970年代になると,主人の健康状態が悪化していることがはっきりしてきました。主人は,それまで大切にしてきた奉仕の特権の幾つかを徐々に手放さなければなりませんでした。支部で毎週行なわれる「ものみの塔」の家族研究の司会や,朝の聖書の討議の司会などです。仕事の割り当ても,奉仕部門から郵便物を扱う仕事へ,そして園芸の仕事へと変わりました。

      何にでも果敢に取り組む主人にとって,生活の仕方を変えるのは容易ではありませんでした。私が主人に無理をさせないようにすると,よく主人は,君はしっかり者の奥さんだねと私をからかって,優しく抱き締めてくれました。時たつうちに,ポルトガル語の奉仕から離れて,支部の王国会館で集まる会衆と交わったほうがよいと思うようになりました。

      健康が衰えてゆく中でエホバとの親しい関係を保つ主人を見て,心を打たれました。主人は夜中に目が覚めて憂うつな気持ちに襲われることがありました。そのような時は,気持ちが落ち着いてエホバに助けを祈り求めることができるようになるまで,二人で話しをしました。やがて,主人はそのような苦しい状況に独りで対処できるようになりました。フィリピ 4章6,7節の「何事も思い煩ってはなりません」という言葉を,ゆっくり繰り返すようにしたのです。そうすると,気持ちが落ち着き,祈れるようになりました。私が目を覚まして主人の方をそっと見ると,主人の唇が動いているということがよくありました。エホバに熱烈な祈願をささげていたのです。

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