世の諸国家でさえ，エホバの至上の律法の卓越性を認めて，申命記の中の多くの規定を自らの法典の中に書き込んでいるのです。このページの付表は，諸国家が採用し，あるいは原則を適用した律法の興味深い実例を示しています。

[41ページの図表]

申命記の中の幾つかの法的先例d

I. 個人および家族法 章と節

イ. 個人的関係

1. 親と子 5:16

2. 婚姻関係 22:30; 27:20，22，23

3. 離婚法 22:13-19，28，29

ロ. 財産権 22:1-4

II. 憲法

イ. 王の資格と務め 17:14-20

ロ. 軍規

1. 兵役の免除 20:1，5-7; 24:5

2. 下級士官 20:9

III. 司法制度

イ. 裁判官の務め 16:18，20

ロ. 最高上訴裁判所 17:8-11

IV. 刑法

イ. 国家に対する犯罪

1. 贈収賄。裁きを曲げること 16:19，20

2. 偽証罪 5:20

ロ. 反道徳的犯罪

1. 姦淫 5:18; 22:22-24

2. 不法な結婚 22:30; 27:20，22，23

ハ. 個人に対する犯罪

1. 殺人と暴力行為 5:17; 27:24

2. 強姦と婦女誘拐 22:25-29

V. 人道的法律

イ. 動物を優しく扱う 25:4; 22:6，7

ロ. 恵まれない人に対する配慮 24:6，10-18

ハ. 建築安全規則 22:8

ホ. 貧しい人に対する博愛的な備え 14:28，29; 15:1-11; 16:11，12; 24:19-22

[脚注]