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目ざめよ! 1989
目89 9/8 28–29ページ

世界展望

エイズ最新情報

ニューヨーク・タイムズ紙によれば,新しい研究の結果,「エイズの標準的な検査では検出されないまま,3年もエイズウイルスを保有する場合のある」ことが分かった。最近まで,エイズの抗体は感染した時から6か月以内に感染者によって作りだされると研究者たちは信じていた。しかし,エイズウイルスに感染していることが分かっている男性同性愛者を対象に行なった調査では,全体の4分の1が,「長期間にわたって」,「エイズのスクリーニング検査で検出される抗体を作りだしていない」ことが判明した。米国アトランタにある連邦疾病対策センターのハロルド・ジャフィ博士によれば,これは,人々が他人に「意図せずにウイルスをうつし」,米国内の血液供給に伴う危険を高める場合のあることを意味している。

麻薬と死

■ コロンビアの麻薬カルテルが促進したコカインの製法における低級な副産物であるバスコというたばこを,50万人ほどのコロンビア人が吸っているものとみられる。この麻薬には,灯油や硫酸をはじめとする有毒化学物質が添加されており,脳に取り返しのつかない損傷を与えることがあると言われている。ボゴタ市のあちこちの街角で,わずか8歳の子供が死を招くこのたばこを大っぴらに売ったり吸ったりしている光景が見られる。デトロイト・ニューズ紙によれば,コロンビア人は文字通り「バスコを吸ったために野垂れ死にしている」と断言する専門家もいる。

■ コロンビアの一般市民は100万個の火器を手にしている,とジュネーブの国連人権委員会は報じている。メデリン市だけでも,3時間につき1人が横死している。この問題は,コロンビアの麻薬カルテル間の大規模で熾烈な内部抗争によってさらに悪化している。麻薬王たちが,自分や家族を守るために軍隊まがいの集団を組織してきた結果,行方不明になったり,殺害されたりした犠牲者は数えきれない,とニュージーランド・ヘラルド紙は述べている。

借金の重荷

最近ベネズエラで,物価の上昇に抗議する暴動が起き,256人の死者と数千人の負傷者が出た。物価の上昇は,対外債務の一部を返済しようとする同国の努力と関係があるらしい。国際的な銀行に対する借金の重荷が増している国は少なくないが,ブラジルのベジャ誌によれば,その中で過去20年間,自国の経済を安定させることに成功した国は一つもない。ブラジルだけで,1,120億㌦(約15兆6,800億円)もの債務がある。この債務の毎年の利子だけで,500万戸の住宅か5万3,000校の学校を建て,何百万という人々のために役立てることができる。第三世界の債務の返済は不可能だと言う政治家や銀行員は少なくない。国際通貨基金のミシェル・カムドシュはこう語った。「先週ベネズエラで起きたことは,対外債務危機の解決策がすぐに見いだされなければ爆発するかもしれない,数ある時限爆弾のうちのほんの一つが爆発したようなものである。債務国は疲れきっている」。

将来は水面下?

温室効果として知られる地球の温暖化傾向に関する不気味な予測は,とりわけ太平洋に浮かぶ島国,ツバルの住民にとって不吉な意味がある。現在でも,ツバルで海抜約1.8㍍を超える所はほとんどない。しかし,科学者たちの予測によれば,海面は容赦なく上昇してゆく。英国のニュー・サイエンティスト誌は,「国際的に受け入れられている予想が正しければ,ツバルの大半は,21世紀の終わりまでに水没する」という一専門家の言葉を引用している。

飛行の恐怖

民間航空機産業は1988年に悲惨な記録を残した。ヘルシンキで開かれた,72か国を代表するパイロットの会合で,業務妨害,ハイジャック,また軍事兵器による空中および地上からの攻撃などのために,578人が死亡したと報じられた。スイスの新聞「バスラー・ツァイトゥンク」の報道によれば,事故も含めると,乗員乗客の死者は,合計で1,662人に跳ね上がる。このような統計は,民間航空機産業にとってテロ行為の脅威が増大していることを示している。

貧しい子供

シドニーのサン-ヘラルド紙の報告によれば,オーストラリアは,西側諸国の中でも貧しい子供の比率が最も高い部類に入る。福祉団体であるセント・ロレンス兄弟団が発表した研究論文は,片親の問題が悪化していることをはじめ,様々な原因を挙げている。同団体のスポークスマンは,オーストラリアに貧しい子供がいることについて,「オーストラリアのような富める国においては国家の恥」であると評した。

森林を救う

カリフォルニア大学バークレー校では,再生紙を用いて学報を印刷した最初の1か月で20㌧の再生紙を使用したという。再生紙1㌧につき17本の木が節約されるので,1か月に全部で340本の木が節約された,と同校は主張している。再生紙を使うことによって,以前ほど空気や水を汚すこともなく,毎月約46立方㍍のごみ処理場のスペースを節約できた。

老齢に取り組む

高齢になってもいつまでも元気でいるためには,積極的な態度や見方が非常に大切であることが,ドイツ連邦共和国で行なわれた最近の幾つかの調査で分かった。老人ホームに住む人たちの見方に関する調査が行なわれ,科学者たちは,アンケートの解答に基づいて,解答者のうちだれがその後3年以上生き続けるかを92%の正確さで言い当てることができた。ドイツの新聞「ライニシャー・メルクール/クリスト・ウント・ベルト」に掲載された報告は,自分には将来がないと考える人や,自分で自分のことをしたり自分で決定したりすることにほとんど関わっていない人は,それほど長生きできないかもしれないと結論している。しかし老人は過小評価されがちである。同紙によれば,人間の頭脳は年齢と共に,回転の速さや能力が幾らか衰えるかもしれないが,使うことによって研ぎ澄まされ,「年を取ってから最もよく機能する」知性の他の様々な面によって,「そのような後退は補われる」。

魅せられて

雌のツルは訓練の趣旨をつかみ損ねたようだ。そのツルは釧路の丹頂鶴自然公園で人工的にふ化したツルで,長いあいだ人間と一緒に生活していたため,同公園の主任飼育係は,2歳になろうとするこの美しい鳥は雄を引き付ける正しい方法を知らないのではないかと気をもんだ。ツルの場合,これには特別な“ダンス”が関係している。そこでこの熱心な飼育係は,ツルにステップの踏み方を教えたが,ツルは1羽の相手に全き忠実を示すため,この釧路のツルは,ダンスを教えてくれた飼育係を見るたびに求愛のダンスを始める。

誤診

ドイツのウィースバーデンで開かれた今年の内科学会で,医学における誤診の頻度について討議された。代表者の一人は,「専門機器の診断には間違いはないという不当な盲信」の広まりが問題の一つであると述べたが,間違えるのは医師だけではないという点も強調された。ドイツの新聞「ディ・ウェルト」は,患者の中には「診断にほとんど」貢献「しない」人が多いと述べ,一例として,定期的に服用している薬の名前を知らない患者を挙げている。また,過去を恥じて,詳しい病歴を隠したり偽ったりする人もいる。

有害なビデオ

米国ではほとんどの映画について,アメリカ映画協会が等級指定を行なっているが,無指定のビデオが急増している。性描写の多いビデオや暴力的なビデオを未成年者に貸したり売ったりすることに関する法的な規制が加えられてはいないビデオ・ショップは多い,とニューヨークのデイリー・ニューズ紙は述べている。ある筋によれば,普通であれば成人指定になるような性描写や暴力シーンのあるビデオの中にも,無指定のものが多い。そうした指定は劇場用の映画に限られるからである。同じ新作映画が2種類発表されて,片方が指定され,もう片方が指定されないような場合,収益の75%は無指定版によることが分かっている。

鼻で犯罪対策

鼻のきく犬にはやがて新しい仕事の道が開けるかもしれない。それは盗品を見分ける仕事である。フランスの新聞「ル・フィガロ」は,「この手法を考え出すヒントになったのは,動物が“フェロモン”と呼ばれる特定の分子によって化学的に意思を通わせていることである」と説明している。犬はとりわけ自分たちの特定の種のにおいに敏感で,人間には感知できない動物のにおいのついた盗品をすぐに識別できた。高価な絵画や他の芸術作品には,そのようにして少しも傷をつけずにしるしをつけることができた。ある研究者によれば,「どの程度保護したいかによって,長いあいだ探知できる特定の分子を用いることもできる」。中でも博物館はこの新しい保護策に関心を持っている,とその記事は述べている。

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