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エホバは大勢の人の心を開いてくださった2015 エホバの証人の年鑑
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レオナルド・アモール
生まれた年 1943年
バプテスマ 1961年
プロフィール 若い時に真理を学び,50年余りエホバへの全時間奉仕を行なっている。
1961年,トルヒーヨが暗殺された約1か月後にバプテスマを受けました。大学で法学を学んでいたため,父は法律関係の職業に就いてほしいと願っていました。しかし,わたしは神の教育の素晴らしさを知っていたので,父からの反対はありましたが,大学を辞めました。その後まもなく,特別開拓者の任命を受けました。
特別開拓者としてラ・ベガという都市に割り当てられたことがあります。そこは長年,カトリックの勢力が非常に強い地域でした。わたしがいた間は,真理を受け入れる人はだれもいませんでした。公開講演をした際,聴衆はわたしのパートナーだけでした。しかし,個人研究,大会への出席,また熱烈な祈りを行ない,エホバはわたしを支えてくださいました。わたしは祈りの中で,ラ・ベガに会衆は本当にできるのでしょうか,とエホバに尋ねたことがあります。うれしいことに,今では6つの王国会館,14の会衆,そして800人余りの伝道者がいます。
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22人もの人が教会を脱退する2015 エホバの証人の年鑑
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ヘルマンはこう語ります。「1962年,特別開拓者の夫婦が町に引っ越して来ました。『この夫婦は“悪魔の教え”で町民たちを堕落させている』とうわさされていました。しかし,二人がピーニャ家を訪問すると家の中に招き入れられました。ピーニャ家は大家族でした。家族の皆が,特別開拓者が示した親切や優しさに感動し,話される事柄に注意深く耳を傾けました。その訪問により,ピーニャ家とわたしの3人の姉が研究を始めました」。
ヘルマンはこう続けます。「ある日,特別開拓者の夫婦がピーニャ家を訪れていた際,わたしの母も招かれました。その夫婦は,地上で永遠に生きる希望について述べている聖句を幾つも読んでくれました。『では,なぜわたしの教会は天国へ行くと教えているのですか』と母が尋ねると,兄弟は聖書から答えました。そして,地上での復活について聖書が述べている事柄を説明しました。その説明に好感を抱いた母は,学んだことを他の人にも話し始めました。
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