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留まって活動を続ける2015 エホバの証人の年鑑
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フアナ・ベントゥーラは宣べ伝える業が禁止されていたときに研究を始め,1960年にオサマ川でバプテスマを受けました。ある時,サントドミンゴの福音派教会の牧師が,フアナを投獄してしまいたいと思いました。牧師いわく,フアナが「信者たちを奪い去っている」からです。牧師は,エホバの証人がうそつきなことを証明したいと考えました。また,フアナの信用を落としたいとも思い,フアナに教会へ来て新たに見いだした信仰に関する質問に答えるようにと言いました。
フアナはこう語ります。「牧師はわたしに3つの質問をしました。『なぜ選挙に行かないのか,なぜ戦争に行かないのか,なぜエホバの証人と名乗るのか』という質問です。それぞれの質問に聖書から答えると,集まった人たちは皆,それらの聖句を開き,読んだ事柄に驚きました。多くの人は自分たちが真理を見つけたことに気づき,全員が聖書研究を始めました。やがて25人がエホバに献身しました」。この出来事によって,サントドミンゴでの宣べ伝える業に弾みがつきました。
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